ブリュッセルで行われているエリザベート王妃国際コンクール、ピアノ部門の第1次予選が終わり、セミ・ファイナル進出者が8日に発表されました。本来は24名とするところ、今回はディスタンス確保のために規模を縮小しているので、半数の12名とされました。

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 ショパン・コンクールは4段階審査ですが、エリザベートは第1次予選→セミ・ファイナル→ファイナルの3段階審査ですから、セミ・ファイナルの次はもうファイナル。以下の12人のうちから、上位6人が入賞することになります。

 

12名のセミ・ファイナリストのお名前、年齢、国籍(写真の左上から右へと順に、2段目も同じ)

Jonathan Fournel, 27, France

Su Yeon Kim, 26, Korea

Daumants Liepins, 26, Latvia

Aidan Mikdad, 19, Netherlands

Keigo Mukawa, 28, Japan

Sergei Redkin, 29, Russia

Tomoki Sakata, 27, Japan

Dmitry Sin, 26, Russia

Vitaly Starikov, 26, Russia

Marcel Tadokoro, 27, France

Yuki Yoshimi, 21, Japan

Xiaolu Zang, 21, China

 

 ご覧のように、日本人は、務川慧悟さん、阪田知樹さん、吉見友貴さんの3名です。

 セミ・ファイナルは10日から15日まで、各日、16:00の部と、20:00の部に開かれます。課題は、モーツァルトのコンチェルトをフランク・ブラレイ指揮のワロン室内オーケストラと協演することと、任意にプログラムを組んだリサイタルを同日におこなう、というものです。モーツァルトのコンチェルトは技巧で聴かせる曲ではないだけに、奏者のベーシックな力量と音楽性が露になってしまう、恐ろしい課題です。他にもこれをセミ・ファイナルの篩に用いているコンクールに、仙台国際音楽コンクールがございます。

 指揮のブラレイは1968年フランス生まれのピアニスト、指揮者で、ちょうど今から30年前の1991年にこのエリザベート王妃国際コンクールのピアノ部門に優勝しているので、彼にとっても今回は30周年記念に当たるのだ、と公式サイトに書いてありました。

 ともあれ、務川さん、阪田さん、吉見さんのご健闘を心よりお祈りいたしております。3人のプロフィールは5月3日のブログ記事にございます。    
                                                                                                                                    2021年5月10日記