本日14:00より銀座ヤマハ6階のコンサートサロンで、仲道郁代さんの記者懇親会が開かれました。最初に仲道さんから、この1年を振り返られてのお話がありました。 メンタル面とフィジカル面があるけれども、まずはフィジカル面のご報告をなさるというので、何事かと緊張してうかがっておりますと、実は2018年の秋頃から左半身の不調を感じておられたそうです。それが昨年春から、コンサートが相次いで延期、中止となって、この1年、ゆっくりと体を休めることができたのが幸いでした。とおっしゃるのです。そして、専門家のアドバイスのもと、根本的な解決策を講じられたおかげで、もうあと一歩で完全回復されるところまで漕ぎつけられた、という、前半は心配に駆られ、後半はほっと一安心できる、とてもデリケートな近況報告でした。リハビリを兼ねて、『ハノン』を取り出して弾き進められてみたところ、これがとても優れものである事にも気づかれたともおっしゃっていました。仲道さんが『ハノン』から、さらわれるとは!!
「まだ本調子ではありませんが、今日皆さんにこのお話をするのは、もう完全回復の見込みがみえたからです。今だから申し上げると、一時は左手が思うように動かず、『革命のエチュード』と『英雄ポロネーズ』は封印していたんですよ」
とおっしゃるお声も晴れやかで、ああよかった、と胸をなでおろした次第です。
お話が明るんだので、ここでちょっと、出かける前に撮った庭の満開の芝桜をご覧ください。今が見ごろなのです。偶然、仲道さんのお召し物のお色にも、ちょっぴりリンクしていました。
そのあとは、5月30日にサントリーホールで開催される『幻想曲の系譜―心が求めてやまぬもの」と題したリサイタルの曲目についての、選曲理由や各曲間の相互関連についての深い考察を語ってくださいました。特に、シューマンの『幻想曲』とベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番p.101イ長調との切っても切れない繋がり、前者とベートーヴェンの連作歌曲『はるかなる恋人へ』の関連性については、どれほど語られても語りつくせないほど、熱い思いをこめてお話を展開されました。
わたくしもかねてより、この3作の深遠な絡み合いに多大な関心を持っておりましたので、仲道さんのお話は非常によく胸に落ちましたし、気づかなかったことどもも多々、教えていただきました。
仲道さん、ありがとうございました。そこまで快復された陰には、人知れぬご努力があられたことでしょう。5月のリサイタルを楽しみにしております。
2021年4月12日記
「まだ本調子ではありませんが、今日皆さんにこのお話をするのは、もう完全回復の見込みがみえたからです。今だから申し上げると、一時は左手が思うように動かず、『革命のエチュード』と『英雄ポロネーズ』は封印していたんですよ」
とおっしゃるお声も晴れやかで、ああよかった、と胸をなでおろした次第です。
お話が明るんだので、ここでちょっと、出かける前に撮った庭の満開の芝桜をご覧ください。今が見ごろなのです。偶然、仲道さんのお召し物のお色にも、ちょっぴりリンクしていました。
そのあとは、5月30日にサントリーホールで開催される『幻想曲の系譜―心が求めてやまぬもの」と題したリサイタルの曲目についての、選曲理由や各曲間の相互関連についての深い考察を語ってくださいました。特に、シューマンの『幻想曲』とベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番p.101イ長調との切っても切れない繋がり、前者とベートーヴェンの連作歌曲『はるかなる恋人へ』の関連性については、どれほど語られても語りつくせないほど、熱い思いをこめてお話を展開されました。
わたくしもかねてより、この3作の深遠な絡み合いに多大な関心を持っておりましたので、仲道さんのお話は非常によく胸に落ちましたし、気づかなかったことどもも多々、教えていただきました。
仲道さん、ありがとうございました。そこまで快復された陰には、人知れぬご努力があられたことでしょう。5月のリサイタルを楽しみにしております。
2021年4月12日記


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