本日、1月11日は「成人の日」に当たりましたが、感染症拡大状況とその防止のための緊急事態制限発令に鑑みて、多くの自治体主催で予定されていた「成人式」が中止または延期、あるいは、屋外施設での開催という、異例な事態を余儀なくされました。式典参加を心待ちにされていた、多くの新成人の方たちの落胆の御心情をお察し申し上げますとともに、たとえ、式典は開かれずとも、皆さまがこれまでひたむきに歩んでこられた20年の歳月の尊さに心より敬意を捧げ、無事に成人に達されたことを衷心よりお祝い申し上げます。奇しくもたまたま、昨日、かたずけものをしておりましたら、ン10年前の成人の日の写真が出てまいりましたので、お恥ずかしい限りですが、決心しておめにかけます。
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あの頃は平和に成人式を迎えることができましたし、というより、つい昨年までは、まさかこのような事態になろうとは、ほとんど想像もできませんでした。
 けれども、大切なのは、20年間様々な悩み、苦しみを乗り越えられて20歳の日を迎えられたことであるので、式典の有無は20歳の尊さに何ら関係なく、その寿ぎの本質ではないと思うのです。式がなくとも、みなさま、おめでとうございました。
 かけがえのない若き貴重な日日を、どんなことであれ、ご自分がこれぞと夢中になれる、何かに打ち込めたら、それが20歳の勲章となります。
 本日は、昨年の第18回東京音楽コンクールの「優勝者・最高位入賞者記念コンサート』を東京文化会館で拝聴いたしましたところ、20歳を取り囲む年齢の4名の演奏家の方々、それぞれ、はじけるようなフレッシュな演奏を聴かせてくださいました。
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どんなことでもいい、何か、自分だけの打ち込めることが見いだせ、それに全力投球できていれば、成人式が挙行されようとされなかろうと、充実した20歳になります。若き皆様の真摯な歩みを、心より応援させていただきたく思います。
                                           2021年1月11日記