本日1月9日の午後、すみだトリフォニーホールで新日本フィルハーモニー交響楽団、すみだクラシックへの扉 公演を拝聴いたしました。指揮は、ユアン・シールズさん。プロフィールに国籍記載はございませんが、1988年大阪生まれ、幼少からチェロを勉強され、13歳からアメリで生活されては同地で指揮を学び、近年、いくつもの国際指揮者コンクールに優勝、または上位入賞されておられる逸材です。
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 肩幅に開いた両足を基軸として、足の位置は多少踏みかえられますが、最初に決めた立ち位置を崩すことのないまま、両腕のきめこまやかな指示で、オーケストラの多彩な表情を実現される、芸術家肌の指揮者でした。
 ウェーバーの『オベロン』序曲は繊細の極み、反田喜洋平さんをソリストとするモーツァルトの最後のピアノ協奏曲では余計な表情づけなく、澄み切った晩年の境地が歌われました。
 後半のブラームス『交響曲第4番』では、ユアン・シールズさんのなさりたいことが直截に、厳粛な表現で伝わってまいりました。
                             2026年1月9日記