昨日のブログに書きましたように、本日は小平楽友サークル講座の新年初回で、完成と初演から150年になるブラームスの交響曲第1番を聴きました。最初に、ブラームスがこれに啓発されて交響曲作曲を決意した因縁の曲、シューマンのマンフレッド序曲をご紹介し、そのあと、ブラームスを聴いたわけですが、3つの激烈な和音で幕を開け、ほの暗い序奏がしばらく奏されたのちに激情的な第1主題が示されるマンフレッド序曲はとても魅力的で、なるほど、若きブラームスがこんなオーケストラ曲をかきたいものだ、と思った心情がよくわかりました。
 シューマンの構成がヒントとなったのか、ブラームスの交響曲第1番も、暗く厳粛な長めの序奏ののちに主部が始まります。マンフレッドよりもさらに重く、深い感じはいかにもブラームスです。
 でも、最後は見事にハ長調に集結して希望と未来の予告のうちに終わりますので、皆様からも「年の初めに相応しい曲」とおっしゃっていただけました。
 ベートーヴェンの影響も濃厚で、トロンボーンが4楽章で初めて登場するのは『運命』交響曲とまったく同様です。
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 でも、その初めてのフレーズは、ホルンの「千回の挨拶」の山の主題に応える王者の風格のものですから、荒れを吹けることは、トロンボーン奏者の大きな喜びでしょう。
 それまて、じっと音を出さずに我慢を重ねてきたトロンボーン奏者は、一体どんな気持ちなのかしら?、ちょっとくらい、音を出してみたいでしょうに、と話題が盛り上がりました。
 次回は、1月21日の水曜日、10:00~12:00です。
 会場は西武多摩湖線、青梅街道駅徒歩5分の小平中央公民館。
 ちょうど、モーツァルトの270歳のお誕生日(1月27日)も間近ですので、やや上演機会の稀な貴重なオペラ(ジングシュピール)『後宮からの逃走』をほぼまるごと鑑賞いたします。
 プレトークの時間がないので、上映しながら適宜解説を語らせていただく予定です。
 美しい装置と衣装、エヴァ・メイのソプラノの超絶技巧、クルト・リドゥルのドスの効いたバス、おきゃなハトリツィア・チョーフィの歌と演技、主役陣のみごとな声楽アンサンブル、そしてメータさんの指揮と、聴きどころ満載の映像です。
 
 ご関心のあられる方は、ぜひ、飛び入り参加なさってくださいませ。
 申し込み不要、現地へ直接おいでくださいませ。
                                  2026年1月7日記