昨日6月6日の仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門 ファイナル2日目では、次の方々の演奏審査が行われました。

◉第2日目 2025年6月6日(金)

18:00 26.ムン・ボハ/MOON Boha 韓国
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 K207

18:35 15.キム・ハラム/KIM Haram 韓国
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 イ長調 K219

19:15 19.レイ・ハイルイ/LEI Hairui 中国
バルトーク/ヴァイオリン協奏曲 第2番 Sz112

20:05 20.リ・ジンジュ/LI Jinzhu 中国
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47

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 こちらが会場の日立システムズホール。
 ムン・ボハさんはカーティス音楽院に学ぶ19歳の韓国女性。若さの反映された、みずみずしいモーツァルトはカラフルでさえありました。
 キム・ハラムさんは、イェール音楽院とジュリアード音楽院で学んだ27歳。緻密に設計され、一部の隙も無い完成度抜群のモーツァルトに驚きました。
 レイ・ハイルイさんは1日目にモーツァルトの1番を弾いた20歳の中国人。バルトークのほうに、重きを置いて練習されたようで、40分の長丁場を見事に乗り切りました。
 18歳の中国女性、リ・ジンジュさんは、1日目に音楽性に満ちたモーツァルトの4番を聴かせた方です。シベリウスも期待を裏切らない名演でした。
 混迷してまいりました。
 これから最終日を聴きにまいります。結果も出ます。

                            2925年6月7日