毎年、来日公演をおこなう「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン国立歌劇場のメンバーを中心として特別編成された、30人規模の室内オーケストラです。ウィーン・フィルの名コンマス、フォルクハルト・シュトイさんをリーダーとして、ウィーン縁の作曲家中心のプログラムを演奏します。
 今回の来日公演では、“ウィーンの魔法に身をゆだねて”をテーマとする歌入りのプログラムBを4月22日に東京オペラシティコンサートホールで聴かせていただき、翌23日には、シュトイデさんの独奏によるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲とベートーヴェンの1番他が演奏された23日のサントリーホール公演をお聴きしました。
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■4月23日のプログラム
モーツァルト:オペラ『後宮からの逃走』序曲 K. 384
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K. 218
ベートーヴェン:『エグモント』序曲
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op. 21

 指揮者なし、シュトイデさんが統率して、全員心を合わせて紡ぐウィーンの調べは、明るく華やぎがあり、人を楽しませようという愉悦感があります。
 また、東欧の音楽も民族情緒に満ちて、ウィーンも東欧の一部なのだとつくづく感じさせます。
 皆さん、高い高い技術を無理なく、余裕で使って、楽々と、しかし全力で演奏してくださるところに、プロ意識の高さを感じました。
                            2025年4月24日記