応援してくださる皆さまのおかげをもちまして、本日の小平楽友サークル講座で、カルロス・クライバー指揮、オットー・シェンク演出のシュトラウス2世『こうもり』を無事に鑑賞いたしました。まことに、ありがとうございました。19世紀後半の、さまざまなひずみ抱えながら急速に近代化へと向かおうとする、ハプスブルクの残照を映し出したシェンク演出のプロダクションは、さすがと言うべき、お見事なものでした。そして、カルロス・クライバーの乗りに乗った指揮ぶりにはまことに共感を誘われました。
 カット上映しようかとも思いましたが、クライバー×シェンクのこのプロダクションは、カットできる場面がなく、本日は第一幕と第二幕をみて、次回に、第三幕を持ちこして、後半にクライスラーの名曲、とさせていただくことにいたしました。クライバーさん、よほどこのオペレッタがお気に入りなのでしょう、張り切った指揮ぶりにこのかたのテンペラメントが燃えています。
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 カリキュラムの変更について、申し訳ないことがございました、
 それは、最初のカリキュラムでは、今日は作曲から200年の『ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番作品132』の徹底鑑賞、の予定でしたのに、『こうもり』に変更したことでございます。
 そのおつもりでいらしてくださった、すてきなメンバーがいらして、
「あれ、今日はベートーヴェンの作品132ではなかったの?。病癒えし者の、紙に捧げる賛歌、ぜひ、聴きたいです」
 とおっしゃってくださいました。
 今年は、ベート―ヴェが亡くなる2年前に、あの、古今の弦楽四重奏曲の最高傑作の一つ、第15番作品132を書き上げてから、ちょうど200年。
 これを取り上げるつもりでしたが、シュトラウス2世の話題が尽きず、『こうもり』を入れてしまいました。まことに申し訳ないことをいたしました。
 でも、今期か来期に、必ず、必ず、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番の徹底鑑賞、
 だって、この不滅の名曲が書かれてから200年の節目に、今、改めて、徹底鑑賞しなければならないのでございますから。

                               2025年3月19日記