時折、お伝えしている、イリーナ・メジューエワさんのショパン・コンプリート全集の一環として、今月は「マズルカ集」2枚組がリリースされました。今、お聴きしながらこれを書いておりますが、ひとことで感想を申しあげるなら、ポーランドの中南部各地の土着の舞曲であったマズル、クアヴィアーク、オベレクを統合融和させたショパンのピアノ・マズルカに、イリーナさんは近いルーツを持つピアニストとして、脈々とした命を吹き込まれた、ということに尽きます。
ショパンのマズルカは、一般的な意味でのテクニックではなく、民族舞曲の表出としての心情からくるテクニックが求められますが、イリーナさんはその独特のテンポ感、ルバートにおいて、ポーランドの土着の人々の音楽表現、舞踏音楽遺産に、やさしい共感をもって、自然体で寄り添われたのだと、思いました。
132025年3月12日記
ショパンのマズルカは、一般的な意味でのテクニックではなく、民族舞曲の表出としての心情からくるテクニックが求められますが、イリーナさんはその独特のテンポ感、ルバートにおいて、ポーランドの土着の人々の音楽表現、舞踏音楽遺産に、やさしい共感をもって、自然体で寄り添われたのだと、思いました。
132025年3月12日記

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