早いもので、本日2月6日は小澤征爾マエストロの一周忌です。昨年、訃報が流れた時は「ああ、世界のオザワがとうとう……」と、悲しみと衝撃が走りましたが、それから1年、つい先日1月26日には、桐朋学園齋藤門下の4期後輩、秋山和慶マエストロまで小澤さんの住む世界へと向かわれてしまいました。我が国はこの1年間に、国際的名指揮者お二人を喪ったことになります。
時は容赦なく、刻々と移ってまいります。
小澤さんは種々の名言を残されておられ、いずれも心に響きます。指揮や音楽全般、あるいは音楽教育に関する発言も多々ございますが、クラシック音楽の本質に関する具体的なお言葉があり、それが大変印象的でしたので、ご紹介いたします。
「音楽づくりには四重奏が大切だと信じています。細かく言えば、音楽の語法とか、論法とか、そういうものを習うのにも四重奏はすごくいい」
「音楽の本当の芯をつくるのが、弦楽四重奏の主なる特徴なんですね。弦楽四重奏というのは、飾りがないんですよね」
このお言葉を噛みしめて、弦楽四重奏を聴いていきたいと存じます。
2025年2月6日、小澤征爾マエストロの一周忌に記

時は容赦なく、刻々と移ってまいります。
小澤さんは種々の名言を残されておられ、いずれも心に響きます。指揮や音楽全般、あるいは音楽教育に関する発言も多々ございますが、クラシック音楽の本質に関する具体的なお言葉があり、それが大変印象的でしたので、ご紹介いたします。
「音楽づくりには四重奏が大切だと信じています。細かく言えば、音楽の語法とか、論法とか、そういうものを習うのにも四重奏はすごくいい」
「音楽の本当の芯をつくるのが、弦楽四重奏の主なる特徴なんですね。弦楽四重奏というのは、飾りがないんですよね」
このお言葉を噛みしめて、弦楽四重奏を聴いていきたいと存じます。
2025年2月6日、小澤征爾マエストロの一周忌に記
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