近日のブログで2度、書かせていただきましたように、このたび、まことにまことに思いがけなくも、久野久さんのご親族に当たる方からご連絡をいただき、本日、そのご家族の方がたと共に、墓参をさせていただくことができました。冬型の気圧配置となった本日は、気温こそ冷え込みましたものの青空が広がる中、皆でお墓の清掃ののち、墓石にお水をかけ、お花とお線香を手向けて、久さんのご冥福を心から祈りました。
墓参のあと、ご親族がお寺さまとコンダクトをしてくださいました。これにより、お墓を守ってくださる方をお寺様が把握されましたので、墓守さまのないお墓として存続が危ぶまれる事態は回避できました。
御子孫は皆様とても良い方がたで、ご先祖にこのような、日本音楽史に大きな足跡をのこしたピアニストがいたことを素直にお喜びでした。
来年2025年の4月20日は、100回目のご命日ですが、その前に、長い間の心配事が解決され、久さんの御霊に「これで安心でございます。どうぞやすらかに」と申し上げることができました。
きょうは、本当に嬉しい墓参でした。
2024年12月9日記
墓参のあと、ご親族がお寺さまとコンダクトをしてくださいました。これにより、お墓を守ってくださる方をお寺様が把握されましたので、墓守さまのないお墓として存続が危ぶまれる事態は回避できました。
御子孫は皆様とても良い方がたで、ご先祖にこのような、日本音楽史に大きな足跡をのこしたピアニストがいたことを素直にお喜びでした。
来年2025年の4月20日は、100回目のご命日ですが、その前に、長い間の心配事が解決され、久さんの御霊に「これで安心でございます。どうぞやすらかに」と申し上げることができました。
きょうは、本当に嬉しい墓参でした。
2024年12月9日記
コメント
コメント一覧 (4)
墓参のとき警告の看板を見るたびに胸が痛くなっていましたが、わが国の文化史的なモニュメントでもある思いのこもったこの美しい墓が、後世にしっかりと伝えられていくことは本当にうれしいことです。
ご子孫とはおそらくお兄さんの系統と思われますが、どのようにして久野久の墓のことを知り、先生に連絡をとられたのか、お差し支えなければそのいきさつを教えていただけますでしょうか。
yukiko3916
がしました
いきさつを申しあげますと、2020年4月の、本ブログ記事
https://yukiko3916.livedoor.blog/archives/5889613.html
(ここからはリンクしないようですが、12月6日の記事の最後からはリンクできます。)
をご覧になられた、ご親族の方が、わたくしに連絡してきてくださったのです。
ご賢察のとおり、久さんの兄上の御子孫です。
遠方にお住まいですので、お互いに予定を調整して、密に連絡を取り合い、昨日お会いしてお墓へご案内することができました。
ご親族様方も、伝通院の墓所のことを忘れていらしたわけではなく、気にはされていらしたのですが、遠方ゆえになかなか墓参機会がなく、継承者探索の広告がなされていることなど夢にもご存じなく、昨日お目にかかったご家族の従兄にあたられるかたが、昨年、上京のご用のあと詣でられ、管理費のご精算をなさってくださったことから状況が好転し、昨日のご家族様の墓参も実現いたしました。
yukiko3916
がしました
先生の発信をきっかけに、かけがえのない文化遺産が救われたことに心から感謝申し上げます。
さっそく伝通院を訪れ、晴れやかな気分でお墓にお参りしたいと存じます。ありがとうございました。
yukiko3916
がしました
嬉しいことです。
yukiko3916
がしました