ロシアのプーチン政権から「外国のエージェント」=スパイの、ゆえなき認定を受けて、いつ、何が起きてもおかしくない、エフゲニー・キーシンさんが、危険な旅路を越えて日本にいらしてくださいました。
ご無事で日本の土を踏まれたことを、神に感謝いたします。
本夕、サントリーホールで開催されたリサイタルを拝聴いたしました。
プログラムは下記です。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90
ショパン:ノクターン第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
ブラームス:4つのバラード Op.10
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
ベートーヴェンは二つの楽章の性格の違い、つまり第1楽章は、主題の動機の刻印が極めて明快、第2楽楽章は泉の湧出のごとき、歌に満ちているという、対照的性格が明示れました。
ショパンの『幻想曲』もおとなの表現を感じさせ、ブラームスの『バラード』op.10はこの日の白眉。わたくしはこの第1曲の『エドワード・バラード』に深く傾倒しておりまして、そのプログラム、父親殺害の黒幕が、実はエドワードを父親殺しではないかと追い詰める母親であったという、戦慄の展開にいつも身が凍る思いをいたしますが、本日はそれを淡々と、しかし深く体験いたしました。
プロコフィエフは、今も揺るぎのない打鍵テクニックに打たれました。
アンコールは、ショパンのマズルカop.67-4。プロコフィエフの『3つのオレンジへの恋』のマーチ。最後はシンプルに、ブラームスの『ワルツ15番』でした。
2024年12月2記
ご無事で日本の土を踏まれたことを、神に感謝いたします。
本夕、サントリーホールで開催されたリサイタルを拝聴いたしました。
プログラムは下記です。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90
ショパン:ノクターン第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
ブラームス:4つのバラード Op.10
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
ベートーヴェンは二つの楽章の性格の違い、つまり第1楽章は、主題の動機の刻印が極めて明快、第2楽楽章は泉の湧出のごとき、歌に満ちているという、対照的性格が明示れました。
ショパンの『幻想曲』もおとなの表現を感じさせ、ブラームスの『バラード』op.10はこの日の白眉。わたくしはこの第1曲の『エドワード・バラード』に深く傾倒しておりまして、そのプログラム、父親殺害の黒幕が、実はエドワードを父親殺しではないかと追い詰める母親であったという、戦慄の展開にいつも身が凍る思いをいたしますが、本日はそれを淡々と、しかし深く体験いたしました。
プロコフィエフは、今も揺るぎのない打鍵テクニックに打たれました。
アンコールは、ショパンのマズルカop.67-4。プロコフィエフの『3つのオレンジへの恋』のマーチ。最後はシンプルに、ブラームスの『ワルツ15番』でした。
2024年12月2記

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