昨日9月23日にサントリーホールで開かれた、東京都交響楽団プロムナードコンサートNo,408に、日本の代表的ギタリストの一人、山下和仁さんを父に持つ若手、山下愛陽(かなひ)さんが出演され、藤岡幸夫さんの指揮で、ロドリーゴ『アランフェス協奏曲』を独奏されました。愛陽さんは1997年長崎生まれ。お母さまは作曲家の藤家渓子さんです。
7歳から「山下和仁ファミリークインテット」の一員として、また山下和仁とのデュオで国内および欧米アジア各地で公演を重ねられ、2007年から2008年にかけて、2枚のCD「かさね」および「みんなのにわとりさん」 の録音に参加なさいました。13歳のとき、トリノでソロデビュー。
2015年、単身でベルリンヘ移り、同地を拠点に世界各地でソリストとして、また室内楽の分野でも精力的な活動を展開されています。
昨日、初めてお聴きして、その桁外れな才能に驚かされました。ギターですのでPAを使っていますが、もともとの音量がたいへん豊かなことがよくわかります。倍音が素晴らしくよく響きあって、ホール一杯にしました。第2楽章でのノスタルジーに満ちた歌も感動的に奏でられました。テクニックも第一級です。
アンコールはE.サインズ.デ.マーサの『暁の鐘』。
コンサ―トでは『アランフェス』に先だって、吉松隆『鳥たちの時代」、『アランフェス』のあとの後半にレスピーギ『ローマの松』が演奏されました。
吉松作品では、さまざまな鳥の声の楽器による模倣があまりにも迫真的でしたので、鳥笛かしら?と思いましたらさにあらず、弦の分割パートが特殊奏法で表現しておられるので、書いた作曲家も偉いし、奏でる演奏家もご立派と、尊敬してしまいました。
『ローマの松』の終曲では、2階のRC席にバンダが配されて、ステージの本部隊と怒涛の進軍音楽を遠近感たっぷりに聴かせました。
やはり、この曲は盛り上がります。
2024年9月24日、西郷さんが城山で自決されてから157年目のご命日に記
7歳から「山下和仁ファミリークインテット」の一員として、また山下和仁とのデュオで国内および欧米アジア各地で公演を重ねられ、2007年から2008年にかけて、2枚のCD「かさね」および「みんなのにわとりさん」 の録音に参加なさいました。13歳のとき、トリノでソロデビュー。
2015年、単身でベルリンヘ移り、同地を拠点に世界各地でソリストとして、また室内楽の分野でも精力的な活動を展開されています。
昨日、初めてお聴きして、その桁外れな才能に驚かされました。ギターですのでPAを使っていますが、もともとの音量がたいへん豊かなことがよくわかります。倍音が素晴らしくよく響きあって、ホール一杯にしました。第2楽章でのノスタルジーに満ちた歌も感動的に奏でられました。テクニックも第一級です。
アンコールはE.サインズ.デ.マーサの『暁の鐘』。
コンサ―トでは『アランフェス』に先だって、吉松隆『鳥たちの時代」、『アランフェス』のあとの後半にレスピーギ『ローマの松』が演奏されました。
吉松作品では、さまざまな鳥の声の楽器による模倣があまりにも迫真的でしたので、鳥笛かしら?と思いましたらさにあらず、弦の分割パートが特殊奏法で表現しておられるので、書いた作曲家も偉いし、奏でる演奏家もご立派と、尊敬してしまいました。
『ローマの松』の終曲では、2階のRC席にバンダが配されて、ステージの本部隊と怒涛の進軍音楽を遠近感たっぷりに聴かせました。
やはり、この曲は盛り上がります。
2024年9月24日、西郷さんが城山で自決されてから157年目のご命日に記
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