第29回宮崎国際音楽祭が、本日の「マイスキー×宮崎国際音楽祭管弦楽団「新世界の協奏曲、そして至高の交響曲」公演をもって終わりました。最終日は、ここ数年ずっと、演奏会形式オペラでしたが、今回は、本拠地・宮崎県立芸術劇場が改修中で、宮崎市民文化センターに会場を移したという事情もあり、演奏会形式オペラではなく、オーソドックスなオーケストラ・コンサートの形で豪華に行われました。
豪華、といいますのは、曲目が、ドヴォルザークのチェロ協奏曲とブラームスの交響曲第1番という、垂涎の2本立てであることに加え、協奏曲ソリストが、ミッシャ・マイスキーさん、オーケストラが、ライナー・キュッヒルさんと徳永二男さんが交代でコンマスを務め、メンバーは国内主要オケのコンマス、首席クラスで構成された、宮崎国際音楽祭管弦楽団、指揮は、京都市交響楽団、日本フィル、札幌交響楽団などの要職にある広上淳一マエストロ、という、顔触れだからです。
詳しくは、『音楽の友』誌に執筆いたしますが、ソリストのマイスキーさんをはじめ、皆さん、入魂の名演でした。
実は、今回を最後に、29年間、この音楽祭の音楽監督を務めていらした、徳永二男さんが勇退され、次期音楽監督を、若い世代のホープ、三浦文彰さんにバトン・タッチされることを表明され、これが徳永音楽監督のもとでの最後の宮崎国際音楽祭となりました。みなさん、徳永音楽監督への慰労ととリスペクトの意をこめ、気心を一つに、熱い演奏を繰り広げられました。最後に、河野宮崎県知事から、徳永音楽監督に花束が贈られました。
徳永二男音楽監督の「48歳で引き受けた、音楽監督の職責も、気が付けば、29年を経て、今や77歳になっていました」とのご挨拶も感無量です。
まだまだ現役のこのタイミングで、二世代もお若い、文彰さんへバトン・タッチなさることは、潔いご決断だと感じ入りました。
2024年5月19日記
豪華、といいますのは、曲目が、ドヴォルザークのチェロ協奏曲とブラームスの交響曲第1番という、垂涎の2本立てであることに加え、協奏曲ソリストが、ミッシャ・マイスキーさん、オーケストラが、ライナー・キュッヒルさんと徳永二男さんが交代でコンマスを務め、メンバーは国内主要オケのコンマス、首席クラスで構成された、宮崎国際音楽祭管弦楽団、指揮は、京都市交響楽団、日本フィル、札幌交響楽団などの要職にある広上淳一マエストロ、という、顔触れだからです。
詳しくは、『音楽の友』誌に執筆いたしますが、ソリストのマイスキーさんをはじめ、皆さん、入魂の名演でした。
実は、今回を最後に、29年間、この音楽祭の音楽監督を務めていらした、徳永二男さんが勇退され、次期音楽監督を、若い世代のホープ、三浦文彰さんにバトン・タッチされることを表明され、これが徳永音楽監督のもとでの最後の宮崎国際音楽祭となりました。みなさん、徳永音楽監督への慰労ととリスペクトの意をこめ、気心を一つに、熱い演奏を繰り広げられました。最後に、河野宮崎県知事から、徳永音楽監督に花束が贈られました。
徳永二男音楽監督の「48歳で引き受けた、音楽監督の職責も、気が付けば、29年を経て、今や77歳になっていました」とのご挨拶も感無量です。
まだまだ現役のこのタイミングで、二世代もお若い、文彰さんへバトン・タッチなさることは、潔いご決断だと感じ入りました。
2024年5月19日記
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