演奏活動30周年を迎えたモルゴーア・クアルテットが、2023年1月と6月の演奏会のおりに、「これまでにわたしたちの演奏会で聴いた曲の中で、ショスタコーヴィチとロックを除き、もう一度聴きたいと思う曲を上げてください」という聴衆アンケートを実施し、その集計結果にもとづいて6曲を選び、今年の1月と6月の演奏会で採り上げる企画を実行しました。本日1月22日は第1回です。
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 演奏されたのは、次の3曲でした。
 なんと、ベートーヴェン屈指の名作が2曲にシュニトケ。
 実は、ここにシュニトケが組み合わされたのには、深いわけがあることを池辺晋一郎先生がプログラム・ノートに書いてくださっておられました。  

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 変ロ長調 作品133  「大フーガ」
シュニトケ  :弦楽四重奏曲 第3番(1983)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132

 ※アンコール 
ハイドン   :弦楽四重奏曲 作品33-5  第2楽章

 総選挙の結果の全体像、それに対するリーダーの荒井英治さんの所感、ベートーヴェンとシュニトケの関連性、演奏がどうであったか、など、続きはまた明日、ご報告いたします。
                                 2024年1月22日記