12月16日は、ベートーヴェンのお誕生日と推定される記念の日です。翌17日に、洗礼記録が出されていることが根拠で、通常は誕生の翌日に洗礼を受ける習慣がらあるところから、受洗記録の前日の12月16日がお誕生日とされます。
今年は、11月15日に絵画のグループ展を拝見しておりましたら、この油彩画の前で目と足が釘付けとなりました。
そこで、その場におられた画伯に「ぜひお譲りくださいませ」とたってのお願いをして、12月6日に引き取らせていただいたばかり。壁に掲げ、幕をかけておいて、13日のお誕生会で除幕式を行い、皆様に「エッヘン!」とご披露いたしました。
すると、即座に友人が、チェリストにフォーカスされている弦楽四重奏の構図であるからには、ラズモスキーの第1番の出だしではないか、と指摘してくださったのです。
ベートーヴェンの絵が手に入ったことがとにかく嬉しくて、真ん中のベートーヴェンにのみ気を気られていたわたくしは、まったくそこまで気づきませんでしたので、あっと、思いました。
というわけで、今日は、バリリ弦楽四重奏団のラズモフスキー1番を聴いて、ベートーヴェン253歳のお誕生日を祝っております。悠揚迫らざるテンポで始まる冒頭部の風格、第2楽章の丁寧な楽想の紡ぎ方、情感に満ち満ちて、なんとも味わい豊かです。
この絵をご覧になりながらお聴きいただければ、幸いに存じます。
(3) Beethoven: String Quartet No. 7, BarylliQ (1955) ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第7番 バリリ四重奏団 - YouTube
2023年12月16日記
今年は、11月15日に絵画のグループ展を拝見しておりましたら、この油彩画の前で目と足が釘付けとなりました。
そこで、その場におられた画伯に「ぜひお譲りくださいませ」とたってのお願いをして、12月6日に引き取らせていただいたばかり。壁に掲げ、幕をかけておいて、13日のお誕生会で除幕式を行い、皆様に「エッヘン!」とご披露いたしました。
すると、即座に友人が、チェリストにフォーカスされている弦楽四重奏の構図であるからには、ラズモスキーの第1番の出だしではないか、と指摘してくださったのです。
ベートーヴェンの絵が手に入ったことがとにかく嬉しくて、真ん中のベートーヴェンにのみ気を気られていたわたくしは、まったくそこまで気づきませんでしたので、あっと、思いました。
というわけで、今日は、バリリ弦楽四重奏団のラズモフスキー1番を聴いて、ベートーヴェン253歳のお誕生日を祝っております。悠揚迫らざるテンポで始まる冒頭部の風格、第2楽章の丁寧な楽想の紡ぎ方、情感に満ち満ちて、なんとも味わい豊かです。
この絵をご覧になりながらお聴きいただければ、幸いに存じます。
(3) Beethoven: String Quartet No. 7, BarylliQ (1955) ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第7番 バリリ四重奏団 - YouTube
2023年12月16日記

コメント
コメント一覧 (4)
「英雄」交響曲同様、中期への飛躍を示す雄渾な冒頭主題を弾く名手ブラベッツの悠揚迫らないフレージング、そしてバリリたちの楽聖への敬意に満ちた優美で品格のある演奏がたまりません。
ベートーヴェンの誕生日を寿ぐにふさわしい名演奏をご紹介いただき、ありがとうございました。
yukiko3916
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yukiko3916
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右のチェロに当たるスポットライトとのコントラストが大きいですね。遠くにヴァイオリンとヴィオラを置いて遠近感をつけ、手前のもう一人はシルエットで処理している。この不思議なコラージュの仕方が、それ自体“空間的に”音楽を奏でています。画風も敢えて、ブリューゲルやフェルメールを思わせるような古拙な表現でまとめ、18~19世紀前半の空気感を出していました。良い絵を買い求められましたね。
バリリSQの演奏も、あの時代のウィーンの音楽の潤いと豊潤と輝きに満ちていますね。ベートーヴェン中期の凝縮度、緊迫度、革新度、彫りの深さ、歌の長さ、今の人間はあまり表現できなくなった世界苦、懊悩が結晶化されて、聴き応え充分。ベートーヴェンの誕生日のベートーヴェンからの贈り物ですね。
yukiko3916
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yukiko3916
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