クラウス・マケラは1996年1月17日フィンランド生まれ、シベリウス・アカデミーに学んだチェリスト、指揮者で2020年からオスロ・フィルの首席指揮者、2021年からパリ管弦楽団の音楽監督を務めています。さらに2022年からロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団のアーティスティック・パートナーの任にもあるばかりか、2027年からは同管の首席指揮者就任が予定されています。  
 昨年10月にはパリ管と下記の2つのプログラムで、目の覚めるような来日公演を繰り広げました。
■昨年のパリ管とのプログラムA
出演:クラウス・マケラ指揮/パリ管弦楽団

ドビュッシー:交響詩《海》
ラヴェル:ボレロ
ストラヴィンスキー:春の祭典

■昨年のパリ管とのプログラムB
出演:
クラウス・マケラ指揮/パリ管弦楽団
アリス=紗良・オット(ピアノ)

ドビュッシー:交響詩《海》
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 [ピアノ:アリス=紗良・オット]
ストラヴィンスキー:火の鳥 (全曲版)

 今年はオスロ・フィルと只今来日中で、やはり、A、B二つのプログラムで7公演を開催しています。
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■今年のオスロ・フィルとのプログラムA
  サントリーホール(10月23日)、静岡、名古屋、大阪、熊本

【出演者】
クラウス・マケラ指揮 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
辻井伸行(ピアノ)

【演奏曲目】
ショスタコーヴィチ:祝典序曲
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番[ピアノ:辻井伸行]
R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》

■今年のオスロ・フィルとのプログラムB
      東京芸術劇場 コンサートホール(10月18日)、サントリーホール(10月24日)

【出演者】
クラウス・マケラ指揮 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

【演奏曲目】
シベリウス:交響曲第2番
シベリウス:交響曲第5番

  昨晩はプログラムAを拝聴し、はじけんばかりのエネルギー、色彩感、楽員の心を掴んだオーケストラ・ドライヴに圧倒されました。
 ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲2番は、辻井さんのフィジカルな演奏にぴったりでした。先頃聴いたシューマンよりもはるかにマッチングがよく、やはり作品と演奏家との相性は大事だと痛感いたしました。辻井さんのアンコール曲は以下の2曲。
1.8つの演奏会用エチュードより プレリュード
2.グリーグ 小人の行進

 『英雄の生涯』、色鮮やかなライフストーリーが、周到なソナタ形式のうちに展開されるさまに、ただただ、呆然として聴き入りました。
 オーケストラアンコールは
ヨハン・シュトラウス2世:オペラ『騎士パズマン』より チャルダッシュ


                                 2023年10月24日記