昨日はCMGフィナーレの記事とさせていただきましたが、今日はまた、古典四重奏団ベートーヴェン全集に立ち戻り、「ハープ」と「セリオーソ」を聴いております。先入観としては、「セリオーソ」のほうがこの方たちのテンペラメントに似合っていると思ったのですが、いえいえ、どうして、「ハープ」の丁寧で起伏のある音の積み上げにも非常に深いものを感じました。
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 第1楽章呈示部の、川原さんの乾坤一擲のポルタメントが実に冴えていらっしゃいます。
 今日は太宰治の桜桃忌。夜は、ゆかりの鰻屋さんへ。  
                                 2023年6月19日記