萩谷由喜子のブログ

音楽評論家・萩谷由喜子が音楽話題や日々の所感を綴っています。

2026年03月

 3月30日の晩、サントリーホールでトヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン の東京公演が開かれました。トヨタ自動車株式会社他を傘下に擁するトヨタグループ他の主催で2000年から、東京、名古屋などで開かれているこのオーケストラ・コンサートには、ウィーン・フィル・メ…
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 只今継続中の、小平楽友サークル講座のシリーズでは、メンバーの方からいただいたリクエストに沿ったテーマを取り上げております。そのリクエストの一つ、名曲を、異なる演奏家で聴き比べたい、というご要望にお応えして、今週の水曜日4月1日の講座では、ブラームスのヴァ…
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 1965年の第7回ショパン国際ピアノ・コンクールで特別銀賞を受賞され、その後ポーランドのハリーナ・チェルニー=ステファンスカ先生宅の内弟子としてショパンのピアノ音楽の何たるかを、とことん伝授されたピアニスト、遠藤郁子先生が、本日、3月29日の午後、表参道のカワイ…
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 リヒャルト・ワーグナー唯一の喜劇オペラ『ニュルンベルクのマイスター・ジンガー』は、歌合戦に勝って親方の後継者となり親方のお嬢さんと結婚したい純な徒弟の若者と、それに横やりを入れて卑怯な手を使って勝利しようとする男ベックメッサーの対決が描かれます。2021年…
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 イリーナ・メジューエワさんから新作アルバムをお送りいただきました。貴重なご労作、まことにありがとうございます。なんと、今度は、アレクサンドル・スクリャービンです。近代ロシアの異才、ラフマニノフより一つ年上のほぼ同世代、モスクワ音楽院で共に学び、どちらも…
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 東京二期会所属のソプラノ、種谷典子さんのリサイタルが、浜離宮朝日ホールのランチタイムコンサートとして、本日3月26日、11:30より開催されました。種谷さんのステージは、オペラ「椿姫」タイトルロール他で拝見したことはございますが、リサイタルは初めてでした。選曲に…
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 春は一雨ごとに温かくなると申します。お彼岸すぎの春の雨ではございますが、本格的春への期待の高まる潤いに満ちた空模様の3月25日晩、代々木公園至近のハクジュホールで、毛利文香さんがデビュー10周年記念コンサートシリーズの一環として、イザイの無伴奏ヴァイオリン・…
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 毎年、わが国チェロ界のホープに贈られる齋藤秀雄メモリアル基金賞。その第22回(2023年度)の受賞者、上村文乃さんが、大先輩の第7回受賞者、横坂源さんとご一緒に、3月24日の晩、東京文化会館小ホールで開催された 「受賞者によるコンサート」に出演されました。チェロ…
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 昨日3月23日の14:00より、浜離宮朝日ホールを会場として「レジス・パスキエ&瀬﨑明日香vol.3 ~デュオと室内楽~』が開催されました。日本音楽コンクール第一位以来、多くの国際コンクールに上位入賞を果たし、わが国を代表するヴァイオリニストの一人として堅実な活動を続…
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 佐渡裕さんが新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任して、早くもシズンが3巡しました。3シーズン目の掉尾を飾って、3月21日のトリフォニーホール・シリーズ、及び、22日のサントリーホール・シリーズで、マーラーの交響曲第6番「悲劇的」が大編成で演奏されました…
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 3月21日、14:00より東京藝術劇場で牛田智大さんのピアノ・リサイタルが開かれました。昨年は、10月のショパン国際ピアノ・コンクール出場を見据えて、リサイタルもコンチェルトもショパン中心でしたが、それが一段落した今、と申しますか、牛田さんのお話に依れば、コンク…
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 昨晩、3月30日の晩、トッパンホールで、チェロの新星、2004年生まれの北村陽さんのリサイタルをお聴きしました。北村さんは同ホールのランチタイム・コンサートには2024年に出演されましたが、ソワレのリサイタルはこれがデビューとなられました。わたくしは別会場でお聴き…
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 早くも春のお彼岸を迎えました。本日、春分の日は、昼と夜の長さが同じとなり、明日からは『畳の目』ほど少しずつ、昼の長さが勝ってまいります。 その2日目の3月22午後2時より、滋賀県、近江八幡市、R琵琶湖線「近江八幡駅」から徒歩数分の近江八幡市文化会で、小山実稚…
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 古今のチェロ協奏曲の王者、アントニン・ドヴォルザークのロ短調は1896年の本日3月19日にロンドンで初演されました。 ボヘミアの小村ネラホセヴェスに、村一軒の肉屋の息子として生まれたドヴォルザークは、家業の継承を希望する父親を説得してプラハのオルガン学校に進み…
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 前回と今回の小平楽友サークル講座では、ヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全6曲に焦点をあて、前回ではソナタ1番と2番、今回ではソナタ3番とパルティータ3番、そして最後に全6曲の中核をなす、パルティータ2番をとりあげました。…
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 本日3月17日、18:30~、サントリーホールで、オーケストラ・アンサンブル金沢の東京公演をお聴きしました。同オーケストラは、狂言師の野村萬斎さんがアーティスティック・クリエイティブ・ディレクターを務めておられる関係から、この公演は、野村さん演出、監修、出演に…
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 2020年4月から、読売日本交響楽団の指揮者/クリエイティブ・パートナーに就任された鈴木優人さんが、この3月の演奏会をもって、このポストを卒業されることになりました。 奇しくもちょうど、コロナ禍が日本を襲った時期にこの大きなポストに着かれ、明日の予断も許され…
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 昨年6月、仙台国際音楽コンクールを取材にまいりましたわたくしは、ピアノ部門の最年少コンテスタントが、天野薫さんという2013年生まれの小学6年生だと知ってびっくりするとともに、まことの才能か、それとも、大変失礼ながら周りの方々の強いご要望で出場なさったのかと…
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 フランスの女性作曲家エルサ・バレーヌさんの 交響曲第1番&第2番のCDがワーナーからリリースされました。聴き応えのあの一品です。エルサ・バレーヌさんは1910年生まれ。1999年に亡くなられた女性です。 パリの音楽一家に生まれ、9歳でパリ音楽院に入学してデュカス他に…
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  花冷えの続く3月13日の晩、サントリーホール ブルーローズ(小ホール)で、サントリーホール オペラ・アカデミーの修了者他が出演する「オペラティック・コンサート」を拝見してまいりました。このホールの擁する、オペラ歌手養成の場、オペラ・アカデミーは、世界的オペ…
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