萩谷由喜子のブログ

音楽評論家・萩谷由喜子が音楽話題や日々の所感を綴っています。

2026年02月

 2月26日、昼の深大寺会見のあと、夕刻は、サントリーホールでベルリン・フィル八重奏団の来日公演を拝聴いたしました。第1ヴァイオリンは、同フィルコンサートマスターの樫本大進さん、第2ヴァイオリンはイタリア人メンバーのロマーノ・トマシーニさん、ヴィオラは、エルサ…
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 京王線、調布駅からバスで20分ほどで到着する深大寺は、1695年に開山したという、東京では浅草の浅草寺に次ぐ歴史を持つ、由緒正しい古刹です。境内には本堂のほか、国宝仏をおさめた国宝殿、一般拝観の善男善女を迎えるお堂などがゆったりと点在し、周辺は名物、深大寺そ…
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 2月25日、水曜日の都民芸術フェスティバル公演、出演オーケストラは東京都交響楽団でした。太田弦さんの指揮で、ベートーヴェン『コリオラン』序曲、ピアノ協奏曲第3番ハ短調が前半に、ドヴォルザークの交響曲第8番が後半に演奏されましたところ、3曲とも聴き応え充分の非…
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 2月24日の火曜日、東京藝術劇場14:00開演の都民芸術フェスティバル公演は、日本フィルの回でした。海外遠征から帰ったばかりの日本フィルですが、疲れもみせず、若手指揮者の碇山隆一郎さん(写真右)を迎えて、外山雄三先生の『日本民謡ラプソディ』、腕達者のピアニスト、…
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 3連休最終日の2月23日は、今や、廃墟に佇む孤高の殿堂、となったオーチャード・ホールで、東京フィルハーモニー交響楽団第1029回オーチャード定期演奏会をお聴きしました。マエストロ・チョン・ミョンフンの格調高いドイツ・ロマン派プログラムです。 ウェーバー::歌劇『…
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 3連休中日の2月22日午後は、東京文化会館小ホールで、同ホールのチェンバー・オーケストラ演奏会を拝聴いたしました。ここで開催されている東京音楽コンクール出身者、及び、サントリーホール室内楽アカデミー在籍者、修了生で構成された元気いっぱいのオーケストラで、指…
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 2月21日の午後、東京文化会館諸―ホールで、福間洸太朗さんの豊かな着想による唯一無二のピアノ・リサイタル『ラヴェルの波動』をお聴きいたしました。昨年が生誕150年であったモーリス・ラヴェルを核として、福間さんが近似性を感じたという、ルトスワフスキのピアノ・ソ…
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 2015年に第17回ショパン国際ピアノ・コンクールの取材に参りましたとき、ずっと、小林愛実さんから目が離せませんでした。幼い頃から天才少女の誉れの高い小林さんが、いよいよ、世界のひのき舞台に挑戦なさるのに感動して、密かに応援いたしておりました。結果発表の息詰…
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 2015年2月13日に起稿して、つい先日、2026年2月11日に前に二種書いた「あとがき」では拙意が尽くされていないと感じ、三稿を新たに書き下ろして最終的に脱稿した拙新刊『ショパン・コンクールの100年 世界に羽ばたいた覇者たち』が3月11日付でアルファベータ・ブックスか…
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 2月18日、新国立劇場オペラパレスで、18:00開演のヴェルディ『リゴレット』を拝見してまいりました。3幕オペラですが、休憩は1幕のあとの1回のみで、2幕と3幕は続けられましたので、終演は20:50くらいでした。ダニエレ・カッカガーリさん演出のこのプロダクションは2023年…
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 1980年から2012年までメキシコシティでアカデミア・ユリコ・クロヌマを主宰されて同地であまたの青少年にヴァイオリン教育を施され、同アカデミアを畳んで日本に帰国後、外房・御宿を拠点に日本とメキシコの音楽交流に尽力される黒沼ユリ子先生から、「愛奏ヴアイオリン名曲…
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 2月17日の夕べ、サントリーホールで、尾高忠明先生の指揮する大阪フィルハーモニー交響楽団の東京公演を聴かせていただきました。尾高先生と言えば、イギリス音楽、なかんずく、エルガーの大家としてつとに名高いマエストロですが、本夕も、エルガーの弦楽セレナード、オー…
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  グスタフ・マーラーには第9番までの交響曲がありますが、ご本人存命中に、最後に、音として聴くことのできた最終作は第8番です。本日2月16日はその第8番を、東京都交響楽団スペシャル演奏会、エリアフ・インバル指揮で拝聴いたしました。このスペシャル演奏会は15日、16…
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 2月のNHK交響楽団 定期演奏会第2058回 Cプログラムは、1984年ブダペスト生まれゲルサイ・マダラシュさんの指揮、郷古簾さんのコンサートマスターで、下記のプログラムが演奏されました。後半のメインは「邦人作曲家シリーズ」として近衛秀麿が採り上げられ、作曲ではなく…
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  マスカーニの1幕オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』(1890年初演)とレオンカヴァッロの短い2幕オペラ『道化師』(1892年初演)を2本立て上演する慣習は、1893年にトリエステとニューヨークで試みられて始まり、1959年にロイヤル・オペラでゼッフェレッリ演出で上演され…
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 2月12日、18:30~21:30、途中休憩1回のほぼ3時間にわたり、横山幸雄さんのデビュー35周年記念「ショパン&ラフマニノフ 華麗なるピアノ協奏曲の饗宴」コンサートがサントリーホールを会場として盛大に開催されました。 ショパンの1番と2番、ラフマニノフの2番と3番を一気…
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  1975年に自主運営のオーケストラとして、故堤俊作マエストロのもとに発足した東京シティフィルハーモニック管弦楽団が昨年に創設50年を迎え、其の記念特別演奏会として、現常任指揮者の高関健マエストロの指揮で、今春、2つの特記念別演奏会が企画されました。どちらもマ…
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 2月10日夕刻、東京文化会館小ホールで開催された都民芸術フェスティバル 室内楽シリーズno.25は【伝統と革新】メンデルスゾーンとピアソラ のタイトルのもと、ヴァイオリンの大谷康子さん、チェロの藤森亮一さん、ピアノの阪田知樹さんによる、デュオまたはトリオで、前…
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 2月9日の晩、トッパンホールで「ティル・フェルナー mit Trio Rizzle & 郷古簾」コンサートを拝聴いたしました。ティル・フェルナーさんは1972年ウィーン生まれの、ドイツ、オーストリアのピアニズムを現代に伝える貴重なピアニストです。ずいぶん前から、バッハやベート…
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 都心の家々や木々にも雪化粧のみられた2月8日、日曜日の午後、NHKホールで開催されたNHK交響楽団第2057回定期演奏会Aプログラムを拝聴いたしました。指揮はN響初登場のマエストロ、フィリップ・ジョルダンさん。現代では数少ない劇場叩きあげの指揮者でいらっしゃるそうで…
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