萩谷由喜子のブログ

音楽評論家・萩谷由喜子が音楽話題や日々の所感を綴っています。

2025年10月

 昨10月30日の晩、東京オペラシティコンサートホールで、ノルウェーのピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスさんのピアノ・リサイタルをお聴きいたしました。 当初発表された、リスト:詩的で宗教的な調べより、パレストリーナによるミゼレーション、コンソレーション、…
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 本日10月30日は、日本のクラシック音楽史に計り知れない程大きな足跡を残した、ピアニスト、指揮者、作曲家レオニード・クロイツァーのご命日です。2016年に出版した拙著『クロイツァーの肖像』(ヤマハミュージックメディア)から、クロイツァーが亡くなられる直前、1953年…
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 昨10月28日の晩、サントリーホールで内田光子さんのピアノ・リサイタルを拝聴いたしました。このところ、ショパンコンクールの話題をいくつか書いてまいりましたが、周知のように、内田さんも1970年第8回の第2位でいらっしゃいます。でも、内田さんと言えば、何と申しまし…
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今回の第19回ショパン国際ピアノ・コンクールは11名のファイナリストのうち、同列同位が2組も出て計8名が入賞していました。点数がよほど僅差だったためでしょう。 その8名の出自を改めてよく見て、さもありなんと思いました。  第1位のエリック・ルーさんはアメリカ国籍…
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 先頃結果が発表された第19回ショパン国際ピアノコンクールについて、なかなか書けずにおりましたが、今日は少しだけ、書いてみようと思います。第1位に輝かれたのは、アメリカのエリック・ルーさん、27歳でした。まことにおめでとうございます。 ご存知の方もいらっしゃる…
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 不世出の名ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーさまは1875年2月2日、ウィーンに生まれました。今年はその生誕150年です。わたくしも、小平楽友サークル講座のクライスラーさまを採り上げましたが、本日は東京藝術大学内の講座で「蓄音機で聴くクライスラー」シリーズ…
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 10月24日の晩、サントリーホールで、グスターヴォ・ドゥダメル指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニックの東京公演を拝聴いたしました。同フィルの今回のツアーは、これ以前に21日、22日のソウル公演があり、25日にはサントリーホールでのマーラー2番「復活」を演奏したあと…
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 イリーナ・メジューエワさんが今年5月10日に岐阜サラマンカホールで開催なさったリサイタルのライヴCDが、早くもリリースされました。ライヴの感興が冷めやらぬうちにこのような立派な録音製品となるには、明比プロデューサー、当日岐阜迄まで足を運ばれて巻頭言を寄せられ…
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 首席指揮者・音楽監督のセミヨン・ビシュコフさんに率いられたチェコ・フィルが来日しています。10月20日、NHKホールで開かれたスメタナ『わが祖国』全曲演奏会と、22日、サントリーホールで開かれた、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調&ショスタコーヴィチ:交響曲第八番の演…
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 イタリア・オペラのバリトン諸役を務めて、この方の右に出る者のない、不世出の名バリトン、レオ・ヌッチさんが最後の来日をなさいました。わたくしがこの方の凄みある名演に驚愕したのは、『オテロ』のイャーゴ役を歌われたDVDを拝見した時です。オテロは、ドミンゴさん、…
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 10月2日に幕のあがった第19回ショパン国際ピアノコンクールのファイナルが19日から20日の3日間に亘って開催され、日本時間の10月21日の早朝に最終出番のファイナリスト、桑原志織さんの演奏が、日本時間の21終わり日4時すぎに終わりました。そのあと、ギャリック・オールソ…
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 10月17日はショパンのご命日のため開催中のショパン・コンクールは審査をお休みとし、夕刻のショパン追悼『レクイエム』演奏会に審査員、関係者、一般聴衆が参列するのが慣わしです。そして、翌日18日から20日までの3日間がファイナルです。 ファイナリストは今回、11名で…
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 1927年7月11日生まれ、98歳のヘルベルト・ブロムシュテットさんが桂冠名誉指揮者の任にあるNHK交響楽団の第2046回定期演奏会Aプログラムを指揮されました。昨晩10月18日、その初日をNHKホールで拝聴してまいりました。 ブロムシュテットさんはスウェーデン人牧師を父とし…
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 昨晩(10月17日)は、東京文化会館小ホールで、ドイツ屈指の名ヴァイオリニストのお一人、ヴェロニカ・エーベルレさんと、現在、母校のベルリン芸術大学で教鞭をとる、ロン=ティボーの優勝者、三浦謙司さんのデュオ・リサイタルを拝聴いたしました。  エーベルレさんは、20…
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 ワルシャワで開催中の第19回ショパン国際ピアノ・コンクールの第3次予選が現地時間16日の夜にすべて終わり、20名の中から11名が、ファイナリストに選出されました。10名の予定が11名となったのは、この方たちの実力が伯仲して、どうしても絞り切れなかったためでしょう。そ…
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 昨10月15日の晩、浜離宮朝日ホールで、アブデル・ラーマン・エル=バシャさんのピアノ・リサイタルをお聴きしました。このコンサートには、プログラムの曲目解説を書いておりますが、最初に曲目一覧を拝見して、えっ!!とびっくりいたしました。次の曲目が並んでいたからです…
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  昨10月14日の晩は、東京文化会館小ホールで、トリオ・アコードの演奏会を拝聴いたしました。 トリオ・アコードは、ヴァイオリンの白井圭さん、チェロの門脇大樹さん、ピアノの津田裕也さんの3名によって2003年に結成されたピアノ三重奏団です。お三方は東京藝術大学の同…
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 作曲家としても高名な久石譲さんが、昨日10月13日にサントリーホールで開催された新日本フィルハーモニー交響楽団サントリーホール・シリーズ第666回定期演奏会を指揮されました。久石さんはこのオーケストラと親しい関係にあり、時折、指揮台に立たれてきました。 昨日は…
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 ワルシャワで開催中の第19回ショパン国際ピアノ・コンクールの第2次予選が昨晩終わり、第3次予選進出者20名のお名前が発表されました。40名から、20名に絞られたのです。昨晩は、日本人3名を含む6名の演奏をリアルタイム配信で聴き、進藤実優さん、牛田智大さんに注目して…
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 サントリーホールを会場として2022年にスタートした小山実稚恵さんの協奏曲シリーズ「以心伝心」が本日、最終回を迎えました。小山さんご自身が吟味しぬいた、とっておきの協奏曲をバランスよく組み合わせ、気心の知れあった指揮者、オーケストラと協演するシリーズです。…
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