萩谷由喜子のブログ

音楽評論家・萩谷由喜子が音楽話題や日々の所感を綴っています。

2024年05月

 本日午後、東京都交響楽団第998定期演奏会Cシリーズを東京藝術劇場で聴いてまいりました。尾高忠明マエストロの指揮で、武満徹『3つの映画音楽』、バルトーク:ピアノ協奏曲第3番、ウォルトンの交響曲第1番、というプログラムの予定でしたが、協奏曲ソリストの、マリアム・…
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 5月10日、本夕、サントリーホールで、日本フィルハーモニー交響楽団第760回 東京定期演奏会 マーラー:交響曲第9番ニ長調 を拝聴いたしました。指揮は、2016年グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールに優勝して一躍その名を轟かせ、日本フィルには首席客演指揮者を経て…
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 イモラ音楽院とパリ、エコール・ノルマル音楽院に学び、数々の国際コンクールで輝かしい成果をあげてきたピアニスト、上野優子さんとはもうだいぶ長いお付き合いですが、聴かせていただくたびに、ご自分の表現希求に忠実に、ブレのない一本筋の通ったピアノ道を貫かれ、し…
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 昨日予告させていただいたように、本日の小平楽友サークル講座では、『ラインの黄金』第3場、第4場を鑑賞いたしました。全4作を通じてのメイン鑑賞フィルムは、1990年レヴァイン指揮、シェンク演出のメトロポリタン歌劇場プロダクションですが、本日は余白に、比較の意味で…
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 連休も終わり、日常が戻ってまいりました。連休中の水曜日はお休みいたしましたので、明日5月8日が、今月の小平楽友サークル講座の1回目となります。継続中の「みんなでめぐるワーグナーの指環物語 」の第5回として『ラインの黄金』の第3場・第4場を鑑賞いたします。前回…
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 昨日のラ・フォル・ジュルネ最終日、自分の出番が終わってのびのびと、東京21世紀オーケストラ公演、アンヌ・ケフェレックさんのモーツァルト『ジュノム』、シャルリエさんと川本嘉子さんのシンフォニー・コンチェルタンテのモーツァルト2曲を聴き、さあ、あともう一つ何か…
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 5月3日から本日5日まで、東京国際フォーラムで開催されました「ラ・フォル・ジュルネ2024」の一環として、最終日の本日、B棟講演会「ウィーンと日本の音楽文化の交流はここから始まった ~ブラームスと美貌の伯爵夫人」に出演させていただき、お話と箏演奏を無事に終えるこ…
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 明日の5月5日(日・祝)  11:00~12:00 東京国際フォーラム 5階 ホールB5(2) (アパッショナート)で、「ウィーンと日本の音楽文化の交流はここから始まった ~ブラームスと美貌の伯爵夫人」の講演をさせていただくことは、一昨日のブログに書きました通りですが、その講演の…
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 5月3日、憲法記念日の本日は、憲法とは全く縁もゆかりもございませんが、この20年来、曲目解説を担当している関係でウィーン少年合唱団の来日公演を拝聴するのがほぼ恒例となり、今年も本日午後、サントリーホールで聴いてまいりました。今年の来日組は、シューベルト組の2…
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 明日5月3日~5日までの3日間、東京国際フォーラム一帯を会場として、フランス発祥の大規模音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ2024」が開催されます。昨年に引き続き、その一環として開催される講演会にお招きいただいて、lecture、及び、お筝の生演奏をさせていただくことになっ…
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 4月最後の晩となった30日の夕刻、浜離宮朝日ホールへ出掛けて「ロザンネ・フィリッペンス ソロ・ヴァイオリンの夕べ」を拝聴してまいりました。ロザンネ・フィリッペンスさんは1986年アムステルダム生まれのヴァイオリニストで、3歳からヴァイオリンを弾き始め、アムステ…
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