2022年11月30日 藤田真央さん、今宵サントリーホールで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調と第3番ニ短調を快演!! カテゴリ: 11月最後の晩の今宵、サントリーホールで開催された「スーパーソリストたちによる秋の特別コンサート2022」の一環として「藤田真央・協奏曲の夕べ」が開かれ、今、国際的ピアニストの道をまっしぐらに進んでいる藤田真央さんが、前半にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短… >>続きを読む
2022年11月29日 本日はベートーヴェンの第九の日本人による公式初演日 カテゴリ: もうすぐ師走、第九の季節がやってまいりました。この交響曲が日本の地で初演されたのは1918年(大正7年)6月1日のことですが、それは当時徳島県坂東にあったドイツ人捕虜収容所内でドイツ人捕虜たちが、有り合わせの楽器を修理して使い、ソプラノまで男声で賄って実現した… >>続きを読む
2022年11月28日 宮谷理香さんから卓抜な最新アルバム『Rika plays Chopin VARIATION』が届きました! カテゴリ: 宮谷理香さんから、卓抜なアイディアと珠玉の美音に溢れた最新アルバムが、温かなメッセージの書かれた美しいカードとともに届きました。理香さんといえば、1995年のショパン国際コンクールで第5位に輝かれた名ピアニスト。2001年から2010年まで10年にわたるコンサートシリ… >>続きを読む
2022年11月27日 群馬交響楽団 第583回定期演奏会 東京公演 カテゴリ: 本日15時より、すみだトリフォニーホールで開催された群馬交響楽団 第583回定期演奏会 東京公演を拝聴してまいりました。同団は2019年に落成なった高崎芸術劇場を拠点として、この響きの良いホールで定期演奏会を開いていますが、年に一度は同じプログラムを東京へもって… >>続きを読む
2022年11月26日 ジョナサン・ノット指揮東京交響楽団 第706回定期演奏会 カテゴリ: 本夕、サントリーホールでジョナサン・ノット指揮東京交響楽団 第706回定期演奏会を聴いてまいりました。前半は胸に迫る痛切な2曲、シューマンの劇音楽『マンフレッド』序曲とヴァイオリン協奏曲という取り合わせです。なぜ、この2曲の取り合わせが胸に迫るのかと申します… >>続きを読む
2022年11月25日 内田光子&マーク・パドモア リート・コンサートに上皇后美智子さまご来臨 カテゴリ: 昨11月24日の晩、東京オペラシティコンサートホールで開催された内田光子さんとイギリスのテノール、マーク・パドモアさんのリート・コンサートは、前半がベートーヴェンの『希望に寄せて』(第2作)op.94、『あきらめ』WoO.149、『星空の下の夕べの歌』WoO.150、それに6曲か… >>続きを読む
2022年11月24日 東京二期会 ジャック・オッフェンバック『天国と地獄』 カテゴリ: 勤労感謝の日の昨日、日生劇場で東京二期会、オッフェンバックのオペレッタ『天国と地獄』初日を拝見してまいりました。管弦楽は原田慶太楼指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、演出は鵜山仁さん。ダブル・キャストで、わたくしの拝見した初日&26日組は、プルート=渡邉公… >>続きを読む
2022年11月23日 細幅鍵盤ピアノで『キーウの英雄門』を快演された、ドイツ文学者の早坂七緒先生 カテゴリ: 拙著への温かなご感想をお寄せ下さりブログにもご紹介いただいたことをご縁に、時たまメール交換させていただいている、音楽に造詣のお深いドイツ文学者、早坂七緒先生から、「細幅鍵盤ピアノで『キーウの英雄門』を演奏してみました」というお知らせをいただきました。 … >>続きを読む
2022年11月22日 ファジル・サイさんの新譜 バッハのゴルドベルク変奏曲(直輸入盤) カテゴリ: 「音楽家、作曲家、ピアニストとして、最近までバッハのゴルドベルク変奏曲は私のコンサートレパートリーやディスコグラフィーの中で、叶わぬ野望として長い間待ち望まれていたものです」と語るファジル・サイさんが、今年の2月から3月についにこの曲のレコーディングを果… >>続きを読む
2022年11月21日 佐藤俊介さん(ヴォイオリン)、鈴木秀美さん(チェロ)、スーアン・チャイさん(フォルテピアノ)の『ガット弦とフォルテピアノで聴くブラームス』 カテゴリ: 本夕、浜離宮朝日ホールで、佐藤俊介さん(ヴォイオリン)、鈴木秀美さん(チェロ)、佐藤俊介夫人のスーアン・チャイさん(フォルテピアノ)によるブラームスの室内楽公演を拝聴いたしました。弦楽器のお二人はガット弦を用いておられます。 佐藤俊介さんはモダン・ヴァイオ… >>続きを読む
2022年11月20日 ベートーベンは耳がわるくなっても、そのかなしみにうちかって、すばらしい曲をたくさんのこしました。 カテゴリ: 11月17日のスエズ運河開通記念日に、小学一年生か二年生の頃に父に買ってもらって読んだ『世界れきしの光 三年生』偕成社 のレセップスの章を思い出し、その本を旧居から探し出してきた話を書かせていただきましたが、今日はその続きでございます。 本を手に取り、目次… >>続きを読む
2022年11月19日 ラン・ランさんのJ.S.Bach 『ゴルドベルク変奏曲』 カテゴリ: 本夕、サントリーホールでランランさんの『ゴルドベルク変奏曲』を拝聴してまいりました。19時開演、最初にシューマンの『アラベスク』があってから『ゴルドベルク変奏曲』が演奏されました。その間の休憩はなく、一気に約110分に近い長大な一幕公演で、さらに続けて、アン… >>続きを読む
2022年11月18日 東京交響楽団のリヒャルト・シュトラウス『サロメ』演奏会形式上演 カテゴリ: 本日(11月18日)、19:00よりミューザ川崎シンフォニーホールにおきまして、同ホールの主催公演、東京交響楽団のリヒャルト・シュトラウス『サロメ』演奏会形式上演を拝聴させていただきました。近年はこの、演奏会形式上演オペラ、あるいは楽劇の名ステージに接することが… >>続きを読む
2022年11月17日 本日はスエズ運河開通記念日 幸田延も安藤幸も滝廉太郎も安川加壽子も田中希代子もこの運河のお世話になりました。 カテゴリ: 「地中海から紅海へ、とおりぬけることができたら、いままでよりずっとはやくアジアへいけるんだがなあ。なんとかして、二つの海をつなぎたいものだ」 こうかんがえて、スエズにうんがをつくろうとした人は、むかしからたくさんいました。とおいむかしのエジプトの王さまた… >>続きを読む
2022年11月16日 小平楽友サークル 第26シリーズ『名指揮者たちへの旅』第6回 ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995) カテゴリ: 小平楽友サークル(since2009)は、1年間に各10回の2つのシリーズ講座を継続しておりますが、現在は、第26シリーズ「名指揮者たちへの旅」が進行中です。今のシリーズでは、フルトヴェングラー、ミュンシュ、(番外編として深沢亮子先生、中村静香先生のライヴ・コンサート)… >>続きを読む
2022年11月15日 アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団サントリーホール公演に内田光子さんが『皇帝』のソロで登場 カテゴリ: 11月14日の晩はサントリーホール、アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団公演の第2夜で、前半のベートーヴェン、ピアノ協奏曲第5番『皇帝』のソリストとして内田光子さんが登場されました。内田さんは少しくすんだブルーのインナーに同系色のオーガンジーの薄物を羽… >>続きを読む
2022年11月14日 アンドリス・ネルソンス指揮 ボストン交響楽団 サントリーホール公演 カテゴリ: 昨11月13日早めの夕刻、珍しい16:00開演でアンドリス・ネルソンス指揮 ボストン交響楽団 サントリーホール公演の初日がございました。演奏曲目は、9日に横浜みなとみらいホールで聴かせていただいたのと同じく、マーラーの交響曲第6番でした。ホールが異なったことと、前… >>続きを読む
2022年11月13日 五嶋みどりさん、神の領域に達された、一期一会のベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲とグラナートさんへの委嘱ヴアイオリン協奏曲『不滅の恋人へ』 カテゴリ: 11月8日~12日まで『サントリーホール スペシャルステージ 五嶋みどりデビュー40周年~ベートーヴェンとアイザック・スターンの捧ぐ~』が開催され、その最終日の協奏曲公演を昨晩聴かせていただいてまいりました。指揮者はみどりさんがアメリカからお連れになった、ライ… >>続きを読む
2022年11月12日 10代での出会いを再現された、瀬﨑明日香さんのヴァイオリン・リサイタル カテゴリ: 本日午後、瀬﨑明日香さんが王子ホールでヴァイオリン・リサイタルを開催なさいました。と一言で言ってしまえば、通常のヴアイオリン・リサイタルのようにお思いになられるかも知れませんが、実は、共演のピアニスト、マルコ・グリサンティさんは、明日香さんが15歳だった… >>続きを読む
2022年11月11日 東京シティフィルハーモニック管弦楽団第356回定期演奏会で、めずらしいヴォーン・ウィリアムズ『2台のピアノのための協奏曲』が演奏されました。 カテゴリ: 昨晩、オペラシティコンサートホールで開催された東京シティフィルハーモニック管弦楽団第356回定期演奏会では、今年が生誕150年にあたるレイフ・ヴォーン・ウィリアムズと、生誕160年にあたるクロード・ドビュッシーにちなんだプログラムがそれぞれ前半と後半に演奏されま… >>続きを読む