2022年04月10日 本日マーラーの3番を東京・春・音楽祭で聴き、ブラームス繋がりと舞台裏ポストホルン(ミュートつきコルネット)に胸打たれました。 カテゴリ: 本日4月10日、東京・春・音楽祭の一環『マーラー《交響曲第3番》》公演を拝聴し、3つの大きな印象を受けました。 1つ目は、冒頭のホルン主題が、どう聴かせていただいても「ああ、やっぱりこれはブラームス!!」ということでした。あのヨハネスの第一交響曲終楽章の待ちに… >>続きを読む
2022年04月09日 『キーウの大門』に変更いたしました。 カテゴリ: 2月24日のプーチン悪魔軍のウクライナ理不尽侵攻以来、毎日,思うところを本ブログに綴らせていただいておりますが、この間に、ムソルグスキー『展覧会の絵』の曲目解説依頼がございました。この曲については、これまでに幾度となくご依頼により、曲目解説を書かせていただ… >>続きを読む
2022年04月08日 ウクライナ生れの名チェリスト、エマヌエル・フォイアマンを偲んで カテゴリ: 20世紀最高のチェリストの一人、エマヌエル・フォイアマンはウクライナ西部ノヴァ・フランコフスク州、プルト川沿いの町、コロミア(Kolomyia, ウクライナ語 Коломия) に、ユダヤ系音楽一家の子どもとして生まれました。10歳でワインガルトナー指揮のウィーン交響… >>続きを読む
2022年04月07日 クラシック音楽愛好家、フランシスコ教皇がブチャでの惨事を強く非難なさりウクライナ国旗に口づけなさいました! カテゴリ: 4月6日、ローマ教皇フランシスコはバチカンで、キーウ近郊プチャで起きた民間人の大量殺害事件を強く非難なさり、プチャから届いたという、戦火を潜り抜けたウクライナ国旗を掲げて祈りを捧げられたということです。少し色あせたウクライナ国旗には「マイダン・コサック第4… >>続きを読む
2022年04月06日 小平楽友サークル講座はダンディとドビュッシー、そして皆様の温かなお志。 涙~♬☆ カテゴリ: 小平楽友サークル講座の3月スタートのシリーズでは、今年生誕160年のドビュッシーを採り上げておりますが、本日はその3回目として、彼の周辺作曲家ヴァンサン・ダンディ(1851-1931)の『フランス山人のうたによる交響曲』、ドビュッシーの『小組曲』『牧神の午後への前奏曲… >>続きを読む
2022年04月05日 藤村実穂子さん、グラミー賞受賞、授賞式にゼレンスキー大統領がオンライン参加、支援を訴えました。 カテゴリ: 昨日のオリコンニュース他が、メゾソプラノの藤村実穂子さんのグラミー賞受賞を報じました。 藤村実穂子さん、おめでとうございます。 東京藝術大学ご卒業後、ミュンヘン音楽大学に学ばれてヨーロッパ各地の歌劇場で歌い、2002年のバイロイト音楽祭『指輪』ツィクルスで… >>続きを読む
2022年04月04日 昨日のヨハネス忌に親友の外科医ビルロート博士作曲の歌曲を聴きました。 カテゴリ: 昨日の東京・春・祭マラソン・コンサート「音楽・医学・文学~ヨーロッパをつくった3つの響き」の第一部はモーツァルトの時代でしたが、第二部はブラームスの時代でした。ちょうど昨日4月3日はヨハネスのご命日でしたから、それにふさわしいテーマのコンサートを聴くことが… >>続きを読む
2022年04月03日 モーツァルト『グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調』K.356とレーリヒの小品を聴きました。 カテゴリ: 本日、東京・春・音楽祭の一環として東京文化会館小ホールで開催されたマラソン・コンサートの第1部で、グラスハープの演奏を聴かせていただいてまいりました。今年のマラソン・コンサートは「音楽・医学・文学~ヨーロッパをつくった3つの響き」がテーマで、第1部は、まだ… >>続きを読む
2022年04月02日 日本フィル サントリー定期演奏会 小林研一郎マエストロの指揮で、シューマンとブラームスの4番カップリングを聴いてまいりました。 カテゴリ: 本日、日本フィルの第739回定期演奏会で、小林研一郎マエストロの指揮による、シューマンとブラームスのともに4番を並べた興味深いプログラムを聴いてまいりました。短期間ながら、親愛の情に満ち満ちた、師弟関係というよりは音楽家としての深い敬愛に結ばれた先輩と後輩… >>続きを読む
2022年04月01日 東京・春・音楽祭 前半のクライマックス公演『ローエングリン』プレミエを拝聴して、このオペラと今のウクライナが重なりました。 カテゴリ: 本日から卯月。国際情勢は緊迫が続いておりますが、桜はまさに見ごろから風に花吹雪を散らす時期にかかってまいりました。そうした中、今年も3月18日から上野の山一帯では「東京・春・音楽祭」が開幕しております。わたくしもすでに、オープニングのリッカルド・ムーティ指… >>続きを読む