2021年04月09日 常ならぬ調弦楽器に持ち替えて コンマス奏ず悪魔のフィドル カテゴリ: マーラーの交響曲第4番の第2楽章は「気楽な動きで慌てずに」と注釈されたハ短調のスケルツォです。たしかに、気楽でおどけた気分の漂う楽章ですが、どこか人を食ったようなところがあります。それもそのはず、ここではコンサートマスターのソロが、悪魔または死神のフィド… >>続きを読む
2021年04月08日 東京文化会館バースデーコンサート 60th anniversary カテゴリ: 昨日4月7日、19:00より上野の東京文化会館大ホールでバースデーコンサートが盛大の催されました。えっ、 どなたのお誕生日かしら? と首を傾げられる方もおられるでしょうか。実はこれ、会場の東京文化会館自身のお誕生日コンサートなのでした。上野の森に、前川國男氏の設… >>続きを読む
2021年04月07日 小平楽友サークル講座、ベートーヴェン・シリーズVol.2 ピアノ・ソナタ カテゴリ: 2009年から毎月2回、第1、第3水曜日の10:00~12:00に小平中央公民館で開いております小平楽友サークル講座では、現在、ベートーヴェンのピアノ・ソナタを採り上げております。本日4月7日は中期の1回目で、第14番嬰ハ短調『月光』をバレンボイムで聴き、第17番『テンペスト… >>続きを読む
2021年04月06日 新国立劇場の二つのオペラと読響の死生観プログラム カテゴリ: 本日、新国立劇場の新制作公演、ストラヴィンスキー『夜鳴きうぐいす』とチャイコフスキー『イオランタ』の2本立てオペラを拝見した後、サントリーホールに回って、読売日本交響楽団第607回定期演奏会を拝聴してまいりました。 新国立劇場の2つのオペラは、一見何の脈絡も… >>続きを読む
2021年04月05日 乾(いぬい)春男『プレリュード変ロ長調』『ペルソナ』を聴きました。 カテゴリ: 安川加寿子先生の愛奏曲に乾春男作曲『ペルソナ』という曲がありました。本夕、上野の東京文化会館で開かれた「樋口紀美子ピアノ・リサイタル」では、バッハの『シンフォニア』BWV787~801、つまり『3声のインベンション』の15曲に続き、その乾春男の『プレリュード変ロ長… >>続きを読む
2021年04月04日 ラフマニノフとシューベルト~東誠三ピアノ・リサイタル カテゴリ: 本日4月4日14:00より東京文化会館小ホールで「東誠三ピアノ・リサイタル」を拝聴いたしました。毎回とはまいりませんが、機会あるごとに聴かせていただいてきた、東さんの清廉なピアニズムは健在でした。今回は前半にラフマニノフの前奏曲のうち、出世作となった作品3-2「… >>続きを読む
2021年04月03日 森下幸路ヴァイオリン・リサイタル ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会 カテゴリ: 4月2日19:00より東京文化会館小ホールで、森下幸路さんのヴァイオリン・リサイタルを拝聴しました。森下さんは1996年以来、毎年テーマを決めた10年シリーズを続けておられ、もうその3循目になられますが、昨年は断念を余儀なくされました。今回はこの1年間の模索とその結晶… >>続きを読む
2021年04月02日 今日は連翹(れんぎょう)忌 カテゴリ: 小学生のとき、高村光太郎の『道程』に打たれました。「僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる、ああ、自然よ、父よ、僕を独り立ちさせた広大な父よ。……」もっと衝撃を受けたのは動物園の檻に飼われた駝鳥への義憤の詩『ぼろぼろな駝鳥』でした。「これはもう駝鳥じゃ… >>続きを読む
2021年04月01日 暦知りけふ開花せしハナミズキ 卯月の使徒と今年は呼ばむ カテゴリ: 桜も早かった今年は、ほかの花々も右へならっているようです。今朝、庭のハナミズキが開花を始めているのに気づきました。 今日から卯月……、賢い植物はそれを知って希望を運んできてくれたかのようです。植物の営々とした営みをお手本に、世の状況に一喜一憂することな… >>続きを読む