12月23日、金曜日、19:00より浜離宮朝日ホールで開かれた、マルセル田所さんの日本デビュー。リサイタルを拝聴いたしてまいりました。マルセル田所さんは、日本人のお父さまとフランス人のお母さまの間に日本にお生まれになられたピアニストで、ピアノ歴も日本で開始され、日本とフランスの両国語を母語とされておいでの、才能あふれる若手ピアニストでいらっしゃいます。
わたくしは、昨年2021年のエリザベート王妃国際コンクールに出場なさったときからこの方の存在に着目し、過去の演奏歴、コンクール歴など注意させていただいてまいりました。すると本夕、浜離宮朝日ホールで日本公式デビューとなるリサイタルが開かれるとうかがい、よい機会だと思い、聴かせていただいてまいりました。
奏し増してたら、たいへんフレッシュな覇気に満ちた若手で、その前向きでひたむきな向上心に胸打たれました。
演奏されたのは、ご自身の編曲によるドビュッシー『牧神の午後への前奏曲』、ラモーの組曲ホ短調、ストラヴィンスキー『ペトルーシュカからの3楽章』、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ『スペインのふぉりあの主題による変奏曲」、ラフマニノフ『コレルリの主題による変奏曲』でした。
たいへん高度なテクニックをお持ちの方で、難曲をバリバリと小気味よくお弾きになるようすは、胸のすくような快進撃でいらっしゃると思いました。
ただし、この上は、作曲家と作品による音楽表現の違いと、曲の各部における色あいとダイナミクスの異なりを、より、きめ細かく表現していただけたら、さらに一段も二段も上の演奏になられるのではないかしらと愚考いたしました。
これから長い長い春秋に富むマルセル田所さん、期待いたしております。
2022年12月23日記
わたくしは、昨年2021年のエリザベート王妃国際コンクールに出場なさったときからこの方の存在に着目し、過去の演奏歴、コンクール歴など注意させていただいてまいりました。すると本夕、浜離宮朝日ホールで日本公式デビューとなるリサイタルが開かれるとうかがい、よい機会だと思い、聴かせていただいてまいりました。
奏し増してたら、たいへんフレッシュな覇気に満ちた若手で、その前向きでひたむきな向上心に胸打たれました。
演奏されたのは、ご自身の編曲によるドビュッシー『牧神の午後への前奏曲』、ラモーの組曲ホ短調、ストラヴィンスキー『ペトルーシュカからの3楽章』、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ『スペインのふぉりあの主題による変奏曲」、ラフマニノフ『コレルリの主題による変奏曲』でした。
たいへん高度なテクニックをお持ちの方で、難曲をバリバリと小気味よくお弾きになるようすは、胸のすくような快進撃でいらっしゃると思いました。
ただし、この上は、作曲家と作品による音楽表現の違いと、曲の各部における色あいとダイナミクスの異なりを、より、きめ細かく表現していただけたら、さらに一段も二段も上の演奏になられるのではないかしらと愚考いたしました。
これから長い長い春秋に富むマルセル田所さん、期待いたしております。
2022年12月23日記

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