この秋のわが国オペラシーズンの開幕を告げる、新国立劇場の新制作、ヘンデル作曲のバロック・オペラ『ジュリオ・チェザーレ』を、本日、拝見してまいりました。ローマからエジプトに出向いた英雄ジュリオ・チェザーレ(ジュリアス・シーザー)が、エジプト女王クレオパトラと恋に落ち、困難の末に結ばれる物語ですが、全ての出演者が適材適所でした。
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 クレオパトラ役の森谷真理さん、その弟の共同統治者でありながら姉に敗れるトロメーオ役の藤木大地さんの好演で、4時間40分の長丁場、手に汗を握ってたのしませていただきました。就中、森谷さんの好演には、圧倒されました。
 詳しいレポートは『音楽の友』12月号に書かせていただきます。
                                2022年10月8日記