本夕はこれから、紀尾井ホールに出掛けまして、アンジェラ・ヒューイットさんの「バッハ・オデッセイ」第11回を拝聴させていただきます。ヒューイットさんと言えば、数少ないカナダのピアニストで、バッハを十八番とされていることと、現代イタリアの名器Fazioliのピアノを愛奏されていることで知られる方です。今夜もFazioliをお使いになり、J.S.バッハ:幻想曲とフーガ イ短調BWV944,フランス風序曲BWV831,イタリア協奏曲BWV971 他を弾いてくださることになっています。
2年ほど前に、17年間も慣れ親しんだ愛用のFazioliがベルリンでのレコーディングのために運搬中、不幸な落下事故で、命を終えたという悲しい出来事がおありで非常に落胆なさったと伺っております。ピアニストにとって、楽器はご自分の半身。どんなにか、つらく悲しい思いをされたことでしょう。今回の楽器はおそらく、その後継Fazioliのようでございます。どんな音を聴かせていただけるのか、それでは楽しみに行ってまいります。
2022年5月23日記

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