本日は、新国立東京劇場で上演されたグルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』を拝見したあと、サントリーホールへ移動し、東京交響楽団の定期公演を拝聴いたしました。前者は、鈴木優人マエストロが東京フィルを振っての公演で、後者は、東京交響楽団のシェフ、マエストロ・ジョナサン・ノットの意欲溢れるエキサイティングなコンサートでございました。
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 新国立劇場の『オルフェオとエウリディーチェ』はバレエの要素の強い公演で、踊りも楽しませていただき、バロック・オペラの非常にシンプルなコンセプトに、ひとつの共感を感じるものでした。  
 ジョナサン・ノットさんは指揮するところの東響定期は、目の前がさっと明るく開けたかのような輝かしいコンサートで、マエストロ・ノットとオーケストラの強い信頼関係を改めてかみしめました。演目は、リヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第一番、後半にウォルトンのオラトリオ『ベルシャザールの饗宴』。3演目とも、きわめて高次の演奏でしたが、ことに、ウォルトンの珍しいオラトリオでは、バリトンのジェームズ・アトキンソンさんと、東響コーラスの冴えに圧倒されました。あっ、もちろん、マエストロ・ノットと東フィルの緊密な連携プレイあってのことでございます。
                                       2022年5月21日記