昨日の最終日コンサートは、昨年亡くなられた尾高惇忠先生の「音の旅」抜粋から始まりました。ピアノ連弾曲からのご自身によるオーケストラ版です。オーケストラの各楽器の巧みな組み合わせにより、やさしいメルヘンティックな世界がゆたかな表情を帯びて次々と現出するのを聴きながら、在りし日の尾高先生を偲ばせていただきました。
次のサン=サーンス、オルガン付き交響曲では、まことに壮麗な響きがホール一杯に鳴り渡りました。いつもこの曲を聴くたびにサン=サーンスという方の発想のゆたかさ、切り口の豊富さ、音楽的造詣の深さに感嘆いたします。交響曲にオルガンを堂々と組み合わせててしまい、しかも通奏低音としてではなくソ露楽器風に扱って、見事な相乗効果を上げるのですから、これはもう天才のなせるわざ。ピアノまで入って打楽器も豊富ですから、よくドライヴされた名オーケストラで拝聴すると、これはもうわくわく致します。第2楽章後半でオルガンがハ長調和音を強奏してから出る主題を聴きますといつもモーツァルトのジュピターを思いおこし、サン=サーンスもきっと、モーツァルトを尊敬していらしたのだろうと感じるのでございました。
後半はオーケストラ音楽の極致のごとき『ローマの祭り』『ローマの松』を連続で。
広上淳一マエストロよし、宮﨑国際音楽祭管弦楽団よし、圧巻でございました。
写真はマエストロと徳永音楽監督のプレトーク。
2022年5月16日記
次のサン=サーンス、オルガン付き交響曲では、まことに壮麗な響きがホール一杯に鳴り渡りました。いつもこの曲を聴くたびにサン=サーンスという方の発想のゆたかさ、切り口の豊富さ、音楽的造詣の深さに感嘆いたします。交響曲にオルガンを堂々と組み合わせててしまい、しかも通奏低音としてではなくソ露楽器風に扱って、見事な相乗効果を上げるのですから、これはもう天才のなせるわざ。ピアノまで入って打楽器も豊富ですから、よくドライヴされた名オーケストラで拝聴すると、これはもうわくわく致します。第2楽章後半でオルガンがハ長調和音を強奏してから出る主題を聴きますといつもモーツァルトのジュピターを思いおこし、サン=サーンスもきっと、モーツァルトを尊敬していらしたのだろうと感じるのでございました。
後半はオーケストラ音楽の極致のごとき『ローマの祭り』『ローマの松』を連続で。
広上淳一マエストロよし、宮﨑国際音楽祭管弦楽団よし、圧巻でございました。
写真はマエストロと徳永音楽監督のプレトーク。
2022年5月16日記

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