7月17日、東京文化会館にて、東京二期会公演『ファルスタッフ』を拝見しました。ロラン・ベリーの演出・衣裳がたいへんスタイリッシュで、舞台装置も垢ぬけています。黒田博さんのタイトルロール、小森輝彦さんのフォード、山本耕平さんのフェントン、澤崎行正さんのカイウス、下村将太さんのバンドルフォ、狩野賢一さんのビストーラ、大山亜紀子さんのアリーチェ、金詠玉さんのナンネッタ、塩崎めぐみさんのクイックリー夫人、金澤桃子さんのメグ、すべて、人を得ていて、バランスのとれたキャスト陣でした。黒田さんがよくぞあの、ふとっちょ騎士に変身されたものと感心いたしました。お声もよく響きます。オーケストラは東京フィル、指揮は、当初のベルトランド・ビリーの予定~1990年イタリアのサッサリ生れの若手、ベルナルド・シーリに代わりましたが、早めのきびきびとしたテンポが身上で、第2幕第2場のフォード邸の大騒動の場などは実に臨場感たっぷりに、はらはらどきどきと進められて手に汗を握りました。
2021年7月17日のつもりが18日記
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