萩谷由喜子のブログ

音楽評論家・萩谷由喜子が音楽話題や日々の所感を綴っています。

 日本が世界に誇るイタリア・オペラの大ソプラノ、出口正子さまのリサイタルが2月6日の夜、すみだトリフォニー小ホールで満席の聴衆のもとに開催されました。出口正子さまは東京芸術大学大学院在学中に日本音楽コンクールに第一位に輝かれ、その後イタリアノミラノヘ留学さ…
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 本日2月6日昼は、都民芸術フェスティバルのオーケストラ・シリーズno.57東京フィルを聴かせていただきました。このシリーズの会場は池袋の東京藝術劇場です。首都圏のオーケストラがかわるがわる、気鋭の指揮者と注目のソリストを立てて名曲プログラムを披露するシリーズで
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 本夕、2月5日、サントリーホールで、札幌交響楽団の東京公演を拝聴いたしました。指揮は、2025年4月から同響の首席指揮者を務めるエリアス・グランディさんです。 ダイナミックな身体表現による指揮がグランディさんの持ち味です。バレエダンサーもかくや、と思えるほどの
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 本日2月4日、練馬文化センター小ホールて開催された、東京室内歌劇場公演、ジャン・コクトー原作、フィリップ・グラス台本&作曲のフランス語オペラ『恐るべき子供たち』を拝見して、鮮烈なイメージを抱えて帰宅いたしました。 ジャン・コクトーと言えば、フランス6人組と
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 1950年代から60年代にドイツで活躍されたコロラトゥーラ・ソプラノの矢野滋先生については、先月、2度ほど、拙ブログでご紹介させていただきました。ヴンダーリヒ、テオ・アダム、ヘフゲンと並んで第九のソリストを互角に務められた歌唱力、やわらかくチャーミングな美声は
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 2018年に『"蝶々夫人"と日露戦争』を上梓いたしました時に、拙著の中でプッチーニの生涯とオペラ作曲歴をそれなりにたどりまして、この偉大なオペラ作曲家の第一作が一幕オペラ「妖精ヴィッリ」であったことと、これがさほど成功しなかったとはいえ、慧眼な出版業者ジュリオ
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 昨日の記事に書きましたように、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番を連続してお聴きする偶然に接したわけですが、2日目というのは、1月31日に石川県立音楽堂で開催されたオーケストラアンサンブル金沢特別定期公演における、アレクサンダー・メルニコフさんの演奏でし
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 名曲には違いございませんが、それほど実演機会の多いわけでもない、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番を、奇遇にも2日連続してコンサートで拝聴いたしました。1日目は、1月30日、サントリーホールで開催されたNHK交響楽団Bプログラムです。指揮はトゥガン・ソヒエフ
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 日本を代表するギタリストのお一人、山下和仁氏がご病気のため、1月24日にご逝去されたという報に接し、まだ64歳という演奏家として充実期だっただけに非常に残念に思い、ここに謹んでご冥福をお祈りさせていただきます。 山下和仁さんという卓越したギタリストのお名前は
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