萩谷由喜子のブログ

音楽評論家・萩谷由喜子が音楽話題や日々の所感を綴っています。

 音楽事務所の大手の一つ、ジャパンアーツさまの新年懇親パーティーが本日午後、品川プリンスホテルで開催されました。クラシック音楽関係のこうした催しは、ひと頃よりも地味になり、2020年のコロナ禍以来、まして、限られてきておりますが、やはり長年続けてきた新年懇親…
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 昨日の記事の補足です。このたびのロスアンゼルス、パリセーズの大火により、シェーンベルクのご子息のお宅と、彼の作品に特化した出版社が被災されたことをお伝えしましたが、その出版社ベルモント・ミュージック・パブリッシャーズは、1951年にシェーンベルクが亡くなら
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 1月7日に、ロスアンゼルス、パシフィック・パリセーズほか数個所で発生した山火事がまだ鎮火されていません。 アルノルト・シェーンベルクのご子息ローレンス・アダム・シェーンベルクさんのおうちと、彼の作品専門の出版社ベルモント・ミュージック・パブリッシャーズも
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 本夕1月14日は、江東区亀戸文化センター講座で「プッチーニの生涯と作品の魅力」第3回『「蝶々夫人」と日露戦争』のお話をさせていただきました。昨年、2024年がジャコモ・プッチーニの没後100年の記念年にあたりますため、彼の生涯と音楽作品、主としてオペラの意義と魅力
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 このブログでも、時折活動状況を報告させていただいている小平楽友サークルの今年度の講座では、ジェームズ・レヴァイン(James Lawrence Levine, 1943年 6月23日 - 2021年 3月9日)指揮、オットー・シェンク(Otto Schenk、1930年6月12日 -2025年1月9日 )演出によるメトロ
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 今日は、しっかりお稽古と原稿書きをしようと決心しておりましたのに、なんと、お昼過ぎにふと付けたNHK-BSの画面が、あららら、大作文芸映画が始まる兆しとなり、えっ、本当に??と思ううち、『風と共に去りぬ』が始まってしまいました。これはたいへんなことになった、ま
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 アメリカの、フォークソング・グループ、「ピーター・ポール&マリー」のメンバーのお一人、ピーター・ヤーロウさんが、1月7日にご逝去されたことを本日知り、ああ、ピーターさんも、と悲しい思いで、いっぱいになりました。謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。写真の向か
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 本日午後、千代田区かがやきプラザ「ひだまりホール」で、新春お楽しみ会「春をはこぶリサイタル」を催していただき、相棒のフルーティスト、福島明佳(さやか)さんとのデュオ・リサイタルを無事に終えてまいりました。前半は、お筝とフルートで『春の海』『六段調』ほか、
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 昨、1月8日の晩、東京文化会館小ホールで開催された、平野一郎氏の弦楽四重奏曲『二十四氣』のコンサート・ヴァージョン初演の東京公演を拝聴してまいりました。地球温暖化の荒波に翻弄されながらも、それでもなお現在、わたくしたちは、春夏秋冬、それぞれの情緒を感じ、
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