萩谷由喜子のブログ

音楽評論家・萩谷由喜子が音楽話題や日々の所感を綴っています。

ブリュッセルでエリザベート王妃国際コンクールのピアノ部門第一次予選が始まったことを5月3日に書きましたが、その2日目の5月4日、あの、ワクチン大先進国イスラエルの首都テルアヴィヴで開かれていた、アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールに日本から参
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 端午の節句の本日、子どもの頃に歌った歌を思い返してみますと、もっとも幼い時に知ったのは「屋根より高い鯉のぼり 大きな真鯉はお父さん 小さな緋鯉は子どもたち 面白そうに泳いでる~♪」だったような気がいたします。少し学年が進んで、「甍の波と雲の波 重なる波
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 昨日はエリザベート王妃国際コンクールのピアノ部門が始まったことをお伝えいたしましたが、今日はその「ピアノ」の発明者クリストフォリさまのお誕生日という面白い巡り合わせでした。現在のピアノの直接の祖にあたる、ハンマーアクション機構を持つ鍵盤楽器を1700年前後
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昨年から1年延期となっていたブリュッセルのエリザベート王妃国際コンクール・ピアノ部門の第1次予選が本日5月3日から始まり、8日までに58名が覇を競います。ただし、無観客、しかもディスタンス確保のためにステージを拡張し、審査員席もディスタンス仕様。演奏の模様は無料
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 昨日はドヴォルザークの愛妻アンナが、実は彼の初恋の人ヨゼファの妹であったお話をいたしました。モーツァルトも大好きなアロイジアとの結婚の夢破れ、つまり、アロイジアに相手にされず、その傷心を慰めてくれた彼女の妹コンスタンツェと結婚していますから、その点では
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 本日5月1日は、アントニン・ドヴォルザークのご命日でした。1841年9月8日、チェコ西部ボヘミアの小村ネラホセヴェスに生まれ、1904年5月1日にプラハ近郊の自宅で世を去ったこの大作曲家といえば、1892年から95年のアメリカ時代に生まれた一連の傑作、交響曲第9番『新世界よ
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 今日で卯月も最終日。2021年がもう3分の1過ぎゆきました。先の見えない状況下、ヨーロッパ音楽界も厳しい試練に晒されています。そんな中、4月24日、20世紀後半のドイツ語圏最高のメゾ・ソプラノ歌手として、ベーム、カラヤン、バーンスタインらと共演を重ねたクリスタ・ル
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 今朝、NHKラジオをつけますと、貴婦人のごとき語り口と、伝法でドスのきいた言い回しを併せ持つ、魅惑のバスバリトンのお声が流れてまいりました。お話の途中だったので脈絡はわかりませんが、「では、お聴きください」、とおっしゃってかけてくださったのが、昭和20年、21
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