萩谷由喜子のブログ

音楽評論家・萩谷由喜子が音楽話題や日々の所感を綴っています。

 昨日の記事に書きましたように、夕べはサントリーホール、読売日本交響楽第638回名曲シリーズに出掛け、同団の常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレさんの棒で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番とチャイコフスキーの交響曲第4番を聴いてまいりました。コンサート・マスタ…
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 一昨日、1月12日、サントリーホールで開催された樫本大進さんとキリル・ゲルシュタインさんのデュオ・リサイタルを拝聴してまいりました。 前半は、まず幕開けのプロコフィエフ『5つのメロディー』Op. 35bisで、大進さんの愛器、1674年製の『アンドレア・グァルネリ』の
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 本日、1月11日は「成人の日」に当たりましたが、感染症拡大状況とその防止のための緊急事態制限発令に鑑みて、多くの自治体主催で予定されていた「成人式」が中止または延期、あるいは、屋外施設での開催という、異例な事態を余儀なくされました。式典参加を心待ちにされ
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 昨日のブログに書かせていただきましたように、本日は今年初の、小平楽友サークル講座の日でした。世の中の状況が深刻化する中、メンバーの皆様、感染防止対策徹底の上で、明るく元気なお顔をみせてくださいましたので、心から嬉しく、また、ほっといたしました。  新年
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 東京都小平市の主催により小平中央公民館を会場として10回連続講座「音楽史を彩る女性たち」を開講させていただいたのは、2009年前期のことでした。その終了時、もっと続けたいという有志の方々が自主運営講座の形で継続してくださって今年で12年。会場予約から機材の借り
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 元旦、恩師クリストファ・N・野澤先生のお墓に詣でました。  世界的なレコード研究家・コレクターであられた先生のお宅を初めてお訪ねしたのは、拙著『幸田姉妹』を上梓してまもない、2003年の初夏のことでした。先生は小柄の気品あるインテリ紳士で、全室資料でいっぱ
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 1年前には予想もつかなかった危機的状況の中で、新しい年がやってまいりました。昨年の3月、日に日に、今日の東京の感染者は20数名、30数名などと報じられ、コンサートで会うお仲間もみな慄然としておりました。そして、40名代に昇ったその夜のコンサートで、同業の辣腕音
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   カウント・ダウン3日目、ベートーヴェン大先生の偉業の前にあらためて頭を垂れ、尊崇の念をあらたにさせていただいてきた今年ももう一日を切りました。今日はいよいよ大晦日です。 大晦日といえば、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏会の日だな、とうなずかれる音楽ファ
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 カウント・ダウン2日目の今日は、ちょっとめずらしいだけではなく、非常に感動的な、ベートーヴェン関連楽曲をご紹介いたします。  1827年3月26日にベートーヴェンが没したあと、ボン大学で音楽学を講じるブレイデンシュタイン教授は、偉大な作曲家の業績を顕彰し、若い
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